本格ポルボロンを作ってみた!ラードを使ったレシピと焼き時間の比較

本格ポルボロンを作ってみた!ラードを使ったレシピと焼き時間の比較

口に入れるとホロホロと崩れる、スペインの伝統菓子「ポルボロン」。

以前、成城石井やカルディで購入したポルボロンを食べ比べたところ、どれもサクサクとしたクッキーのような食感でした。

そこで今回は、ラードと炒った小麦粉を使った本格的なポルボロンを作ってみることに!

実際の作り方や食べてみた感想に加え、焼き時間と温度による違いや、スペインならではの食べ方もご紹介します。

目次

本格的なポルボロンを作ってみた

紙に包まれたポルボロン

今回参考にしたのは、NHK『グレーテルのかまど』で紹介されたポルボロンのレシピです。

伝統的な作り方に近い、小麦粉をあらかじめ炒り、バターではなくラードを使用するレシピになっています。

▶ NHK『グレーテルのかまど』ポルボロンのレシピ

材料

ポルボロンの材料
  • 薄力粉 100g
  • ラード 50g
  • 粉砂糖 35g
  • アーモンドパウダー 25g
  • シナモンパウダー 小さじ1/2
  • 仕上げ用の粉砂糖 適量

作り方

STEP
フライパンに薄力粉を入れて弱めの中火で10分くらい混ぜながら炒る
フライパンで小麦粉を炒る

焦げないように火加減に注意してください。

STEP
うっすら色付いたら、ボウルに移して冷ます
ボウルで冷ます

しばらく変化がないですが、途中からいい香りがしてきてうっすら色が付いていきます。
(私はボウルに移して冷ましましたが、バットがあればバットの方がおすすめです)

STEP
ボウルにラードを入れてよく混ぜ、粉砂糖を加えてすり混ぜる
ラードと粉砂糖をよく混ぜる
STEP
アーモンドパウダーを加えてよく混ぜる
よく混ぜる
STEP
冷ました薄力粉とシナモンパウダーをふるい入れ、ゴムベラで混ぜる
シナモンもふるって加える

シナモン加え忘れたので、少し混ぜてから加えましたが、薄力粉と一緒ふるってOKです。

STEP
ポロポロのそぼろ状になったら、手で押さえながらまとめる
手で押さえてまとめる

まとめにくい場合は袋を使ってギュッと押さえていくとまとめやすいです。

今回は袋に入れて、袋の中でまとめました。

STEP
そのまま常温で30分ほど休ませる
ビニール袋に入れて休ませる

冷蔵庫に入れると固くなってしまうので、常温で保存してください。

STEP
生地を1cmの厚みに伸ばしたら、3〜3.5cmの丸の型で抜く
3.5cmの丸型で型抜きをする

今回はSeriaで購入した丸型(3.4cm)を使用。

STEP
クッキングシートを敷いた鉄板に並べ、170に予熱したオーブンで20分焼く
生地を鉄板並べる
焼く前
焼き上がったポルボロン
焼きあがり

焼き上がりも非常に崩れやすいので、そのまま冷まします。

STEP
焼きあがったらそのまま冷まして、冷めたら粉砂糖をふる
粉砂糖をふったポルボロン

※ここでは実際に試した焼き時間を紹介しています。焼き加減については後半で比較しています。

本格ポルボロンを食べてみた感想

完成したポルボロン

作っている途中から、生地がとにかく崩れやすく、型抜きをするときも少しの衝撃でポロポロ。

「本当に固まるのかな?」と思うほどでした。

ところが、焼き上がったポルボロンを食べてみると、その食感にびっくり!

歯がいらないくらいホロホロと崩れ、口の中で溶けていくような食感です。

以前食べた成城石井やカルディのポルボロンとは、全く別のお菓子のように感じました。

個人的には、クッキーというよりも落雁に近い食感という印象です。

味はどこかきな粉にも似ていて、初めて食べるのに懐かしさを感じる、優しい味わいでした。

焼き時間と温度を比較してみた

焼き比べしたポルボロン

今回は基本の170℃・20分に加え、温度と時間を変えた3パターンで焼き比べをしてみました。

焼き時間・温度実際に焼いてみた感想
140℃・30分焼けているのか少し不安になる仕上がり。もう少し焼きたい印象
140℃・20分+160℃・10分140℃だけより焼けた感じはあるものの、もう少し焼いてもよさそう
170℃・20分味は悪くないものの、香りから少し焼きすぎたように感じた

今回の結果から、次に作るなら170℃で15分、または160℃で20分くらいがよさそうだと感じました。

オーブンによって焼き加減は変わるので、様子を見ながら調整してみてください。

スペインならではの食べ方を試してみた

スペインでは、ポルボロンが紙に包まれ、キャンディのような形で売られていることがあります。

クッキングペーパーにくるまれたポルボロン

今回はクッキングペーパーを使って、同じように包んでみました。

そして、スペインには少し意外な食べ方があるそうで、それが…

ポルボロンを手で握る

ぎゅーーーーー!!

なんと、包んだまま手でギュッと握るんです。

こうすることで、崩れやすいポルボロンが少しまとまり、食べやすくなるのだとか。

中のポルボロンの様子

中を開けてみると、こんな感じになっていました。

ポルボロンならではの食べ方なので、手作りしたときにはぜひ試してみてください。

まとめ

今回は、ラードと炒った小麦粉を使って、本格的なポルボロンを作ってみました。

実際に作って驚いたのは、生地の崩れやすさと、口の中でホロホロと溶けていく独特の食感。

市販のポルボロンとは違った味わいを楽しめるだけでなく、焼き時間による変化やスペインならではの食べ方も体験できました。

ポルボロンの名前の由来や歴史、幸せの言い伝えについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

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