ムーミンバレーパークとは
ムーミンバレーパークは埼玉県飯能市にあるレジャー施設メッツァ(Metsä)の中にあるテーマパークです。
母国フィンランド以外では世界初のムーミンを題材としたテーマパークで、2019年3月16日にオープンしました。
ムーミンバレーパークではムーミンの物語を追体験でき、『はじまりの入り江エリア』『ムーミン谷エリア』『コケムスエリア』『おさびし山エリア』の4つのエリアで構成されています。
今回はムーミンバレーパークの園内やお料理、ムーミン屋敷や冬のイベントについてもご紹介します。
アクセス
- 住所
-
〒357-0001 埼玉県飯能市宮沢327-6 メッツァ
アクセス方法
- 電車
-
西武線 飯能駅から『メッツァ行き直通バス』及び『メッツァ経由武蔵高萩駅行き』路線バスで、メッツァ停留所下車【運賃:200円、約13分】
-
徒歩3.2km
- 自動車
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- 圏央道狭山日高インターチェンジから県道262号線経由約5.4km
- 圏央道青梅インターチェンジから県道218号線経由約11km
- 飯能駅北口から宮沢湖入り口まで約3.2km
※カーナビを使用する際は、メッツァ駐車場」入口となる「宮沢27-44」とご入力いただくのがおすすめ
【駐車場】
平日:1,000円/日※2時間まで無料
土日祝:1,500円/日
なぜ飯能市にムーミンパーク?
飯能市にはムーミンの原作者の名前がついた『トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園』が1997年に開園しました。
この公園は、公園整備の担当者がトーベ・ヤンソンさんに手紙を送り実現したもので、完成後も手紙のやり取りが続いたそうです。
そのような繋がりもあり、ムーミンの世界観を感じさせる自然が多くあることから飯能市にムーミンバレーパークがオープンしました。
入場料は?
1デーパス | 前売り1デーパス | ||
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おとな (中学生以上) | ¥3,600 | ¥3,400 | |
こども (4歳以上・小学生以下) | ¥2,200 | ¥2,000 |
年間パスポート | |
おとな (中学生以上) | ¥13,000 |
こども (4歳以上・小学生以下) | ¥8,000 |
※3歳以下は無料です
前売り販売チケットは200円お得になっていて、入園もスムーズなのでおすすめです。
予約は必要?
ムーミンバレーパークは事前に予約する必要はありません。
事前にチケットを購入することもできますが、当日エントランスのチケットブースでチケットを買うこともできます。
営業時間
- 平日
-
10:00〜17:00
- 土日祝
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10:00〜18:00
※施設が指定する日において営業時間が異なる場合があります。
営業時間に変更がある場合は、オフィシャルサイトでご確認ください。 - WINTER WONDERLAND期間
-
11月2日〜12月3日 10:00〜20:00
12月4日〜1月8日 11:00〜20:00
※2023年12月31日は17:00閉園
※2024年1月1日は休園
1日で回れる?
ムーミンバレーパークは1日で十分回ることができます。
私は12:30〜19:00頃までパーク内で過ごしましたが、その時間でも物足りないということはなく楽しく過ごすことができました。
今回コケムスエリアはあまり見れていないので、すべてのエリアを見るなら午前中から入園して1日回るのが丁度いいかと思います。
次にご紹介するメッツァビレッジにも寄りたい!という場合は1日では回りきれないかもしれません。
メッツァビレッジとは?
ムーミンバレーパークと同じ“メッツァ”内にあるメッツァビレッジは、北欧のライフスタイルを感じられるエリアで、ショッピングやアクティビティを楽しむことができます。
レストランは、北欧発のロバーツコーヒーや北欧ビュッフェが楽しめるお店、STARBUCKSなどがあり、北欧雑貨のお店やムーミンバレーパークのお土産を買えるお店も♪
のんびりゆったり自然を眺めながら過ごしたい人におすすめです!
犬や猫などのペットも一緒に入園できます。
※一部入館不可の施設もあります
ちなみに…
ロバーツコーヒーで扱っているシナモンロールは、現地で食べられているコルバプース(ビンタされた耳)と呼ばれる少し潰れたようなロール型をしています。
ぜひ、チェックしてみてください♪
\ 公式サイトはこちら /
ムーミンバレーパークの中を紹介
7.3万㎡もの広さのあるムーミンバレーパークを、5つのエリアに分けてご紹介します。
(ムーミン谷エリアは手前側と奥で分けています)
ガイドマップ
フィンランド語で『森』という意味がある、“メッツァ”の全体マップです。
左側4つのエリアに分かれているところがムーミンバレーパーク、右側のベージュのエリアはメッツァビレッジとなっています。
はじまりの入り江エリア(ゲートやレストランなど)
メッツァの入り口から15分程歩くと、インクボトルの上に座るムーミンとリトルミイが見えてきます。
ウェルカムゲート
その奥にあるのが、原作小説の本がモチーフになった大きな本のゲート。
- ムーミンとスノークのおじょうさん(左上)
- スナフキンとリトルミイ(右上)
- ムーミンママとトフスラン・ビフスラン(左下)
- ムーミンパパとニョロニョロ(右下)
の4種類あり、おすすめの撮影スポットです!
物語に入っていくようなワクワク感を感じられます。
レットゥララウンジ(レストラン)
入園ゲートに近いレットゥララウンジは、宮沢湖の自然を眺めながら食事ができるレストランです。
店内はムーミンの世界観を感じさせる優しい色合いで、外にはテラス席があります。
*マークはWINTER WONDERLAND(11.2〜1.8)限定メニューです
ポークソテー ¥1,600
サイボクのゴールデンポークを使用したホロホロのポークソテーに、オレガノが効いたラタトゥイユとパンがセットになっています。
フレーバーポテト(アンチョビ) ¥500
アンチョビ風味のホクホクのポテトで、パクパク食べちゃいます。
子どもでも食べやすい味で、息子も気に入っていました!
ママが作ったパンケーキ 雪玉ランタン ¥1,600*
絵本から出てきたような可愛いパンケーキ!
パンケーキが3枚重なった上にホワイトチョコのクリームがかかっていて、ふわっと軽い食感です。
白い玉はマシュマロで、下にはベリーのペーストも。
- 明太子のクリームパスタ ¥1,500*
- ボロネーゼ ¥1,100
- ペンネ アラビアータ ¥1,100
- カルボナーラ ¥1,100
- きまぐれサラダ ¥690
- シーザーサラダ ¥690
- ロヒケイットスープ(サーモンスープ) ¥500*
- クラムチャウダー ¥500
- ミネストローネ ¥500
- その他、ソフトドリンクやアルコール等
はじまりの店
ムーミンバレーパークに入ってすぐのところにあるお土産屋さんです。
園内で楽しむアイテムを見つけたり、帰る前のお土産選びにおすすめです♪
ムーミン谷エリア(手前:劇場やアーケードゲームなど)
ここから本格的に物語の世界へと入っていきます。
水浴び小屋
ムーミンパパが作ったという水浴び小屋です。
季節によって住人が変わるというこちら、冬の間は…
トゥーティッキの住処になるそうです。
トゥーティッキってどんなキャラクターかな…と思っていると、水浴び小屋のすぐ近くに物語の一部を紹介してくれる“ストーリーの扉”がありました。
“ストーリーの扉”は、その場所にまつわる物語のシーンを紹介してくれるショートムービー(園内オリジナル)が流れていて、園内に6ヶ所あります。
【設置場所】
- レットゥララウンジ
- 水浴び小屋
- エンマの店
- ニブリングの店
- 灯台
- ヘムレンさんの遊園地
エンマの劇場
ムーミンや仲間たちのショーが楽しめるエンマの劇場では、1日2回公演が行われます。
(2023年11月と12月は、12:30と15:30の2回公演)
演目は平日に『ダンス・ダンス・ウィズ・ムーミン』、土日祝は『自由でしあわせな生活』を見ることができます。
ショースケジュールの詳細は、公式サイトの公演カレンダーをご覧ください。
エンマの店
『ムーミン谷の夏まつり』に登場する劇場の持ち主エンマのお店です。
(私が行った時は特に販売などは行っておらず、物語の世界観を感じられる建物でした)
こちらではストーリーの扉のショートムービーを見ることができます。
棚には本やボタンなどの小物も。
テイクアウトフード
エンマの劇場の横にあるこちらのテイクアウトフードでは、くりーむパンやアイスなどを売っています。
- ポークバン ¥500
お持ち帰り(冷凍・2個入り) ¥1,000 - くりーむパン(カスタード) ¥400
- くりーむパン(さつまいも・期間限定) ¥440
- 保冷バック ¥800
クッカアイス ¥500
フィンランド語で『花』の意味の“Kukka“の名前が付いたこのアイスは、バラの花のように一つ一つ手作りで盛り付けられています。
見た目も可愛いさっぱりとしたアイスです。
ニョロニョロアイス ¥500
ニョロニョロのイラストが描かれたパッケージの中身はミルク味のやわらかなアイス。
片手で食べれるので、食べ歩きや小さい子にもおすすめです♪
アーケードゲーム
1回500円で遊べるゲームが2種類あり、成功するとムーミンかリトルミイのぬいぐるみをゲットできます。
FISHING WITH TOO-TICKY
ハンマーで魚を飛ばして釣り上げるトゥーティッキのフィッシングです。
強く叩きすぎると壁を超えてしまい、弱すぎると届かないので、意外と難しいです。
前の人の様子を参考に力を調整してみてください。
LONELY MOUNTAIN CHALLENGE
彗星に見立ててボールを転がす、おさびし山チャレンジです。
こちらも力加減がなかなか難しいです。
傾けすぎず、うまくバランスを取ってゴールを目指しましょう。
成功しなくても、参加賞としてオリジナルのピンバッチをもらえます。
今回もらったのは、ムーミンとトゥーティッキのピンバッチでした。
ムーミン谷エリア(奥:ムーミン屋敷やプレイスポットなど)
ムーミン屋敷
ムーミンバレーパークの目玉となっているムーミン屋敷です。
ムーミンバレーパークの中央辺りにあり、縦長の青い壁の家は一際目立ちます。
こちらはムーミン屋敷の中を回れるツアーとなっていて人気があり、この時は60分待ちでした。
※祝日の13:30頃
『60分待ち』といっても、30分後には地下室に入ることができ(地下室は並ぶ場所になっています)、60分より短い印象でした。
屋敷の中の詳しい説明や写真は下記のムーミン屋敷の中を紹介でご紹介します。
リトルミイのプレイスポット
リトルミイのプレイスポットは、リトルミイのいたずらを楽しめる参加型シアターです。
ここではリトルミイがなぜムーミン達と暮らすようになったのかの秘密も知ることができます。
ミイのいたずらにハラハラしたり笑ったり、お母さんであるミムラ夫人ってこんな人なんだ!と知ることができたり、ちょっとしたクイズがあったりします。
席に座って見るタイプの施設で、上映中は撮影もできます。
座席の奥の壁にはこんな絵も。
出口に向かう時にぜひ見てみてください!
他には…
- 海のオーケストラ
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ムーミンの物語に登場する“海のオーケストラ号”で、若き日のムーミンパパ達と一緒に船に乗り込んで冒険の旅へ!
色彩きれいな臨場感のある映像で、本当に物語に入ったような気分を味わえます。
- リトルミイの店
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ムーミン谷に咲くひまわりに座るリトルミイをイメージしたという、内装も可愛いお店。
店内にはぬいぐるみやバック、ここでしか手に入らないリトルミイのグッズもあります。
- 郵便
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ムーミン谷の仲間たちのポストカードやレターセット、文房具などを扱うお店。
来園日の日付のメモリアルスタンプのサービスもあります。
- ニブリングの店
-
こちらのアーケードゲームではピンボールチャレンジで、ピンボールを転がしビンゴのように【たて・よこ・ななめ】のどれかに3個のボールが入れば成功!
成功するとニョロニョロのぬいぐるみをゲットできます。
(失敗してもピンバッチがもらえます)
おさびし山エリア(アスレチックや灯台など)
奥に向かう道の途中、左手ある上り坂を登っていくとおさびし山エリアがあります。
ここにあるアスレチックでは、子どもたちも夢中になって遊んでいました。
ヘムレンさんの遊園地
物語に出てくる紫色の服を着たおじいちゃん(?)のヘムレンさんの名前が付いた遊園地には、2つのツリーハウスやメリーゴーランドのような遊具、ブランコがあります。
大きなツリーハウスには滑り台なやハンモックのようなネットが付いていて、子どもたちが身体を動かして遊ぶのにぴったりです!
ちなみに…
坂の下にはニョロニョロがたくさんいる場所があります。
ニョロニョロ好きな方におすすめの写真スポットです♪
灯台
『ムーミンパパ海へ行く』で、ムーミン一家が移住した灯台です。
中には、ムーミン屋敷が恋しくなったムーミンママの絵も。
さらに進んだ先にあったのは、物語の中に登場する白鳥のボート。
園内の色んなところで、このような物語のワンシーンを表現したオブジェなどを見かけます。
スナフキンのテント
ムーミンバレーパークの一番奥にあるのが、スナフキンのテントです。
テントの中には何やら人影が…。
手前には焚き火があり、スナフキンが近くにいるような感覚を味わえます。
ちなみに、こちらの焚き火は触っても熱くないので小さいお子さんが近づいても大丈夫です。
他には…
- 飛行おにのジップラインアドベンチャー
-
『たのしいムーミン一家』に登場する魔法使い“飛行おに”がモチーフとなっているアトラクションです。
料金:3,000円
(ツアーガイド・認定証付き)
営業時間:土日祝
所要時間:60分
【ご利用条件】
・小学3年生以上の方
・身長120cm以上190cm未満、体重30kg以上100kg未満の方
・ご自身でハーネスの脱着ができる方
・同意書にご署名いただける方 - 天文台
-
『ムーミン谷の彗星』に登場する天文台です。
物語の中ではムーミンやスナフキン達が冒険をしながら目指した灯台で、中には世界最大の天体望遠鏡があるそうです。
コケムスエリア(売店や食堂など)
こちらのエリアには、フィンランド語で“体験”という意味をもつ3階建ての展示施設『コケムス』があります。
中には大きなジオラマや、映像スペースなどがあり、ムーミンの世界をより深く知ることができます。
ムーミン谷の売店
コケムスの1階にあるこちらのお土産屋さんは、ムーミンバレーパークの中で一番大きなお店で、商品数や売り場面積は世界最大級!
こちらにはぬいぐるみをはじめ、洋服やバック、食器類、ハンドクリームや入浴剤、色んな種類のお菓子が販売されています。
個人的には写真3枚目のピローミストが、ホッと落ち着くいい香りだったのでおすすめです♪
ムーミン谷の食堂
コケムスの1階にあるこちらのレストランは、ムーミンの世界観を感じられる店内になっています。
こちらにはフィンランドを感じるメニューや物語の世界観のあるメニューの他、キッズメニューもあります。
*マークは夜限定メニュー(17:00〜20:00)です
※ラストオーダー19:15
おさびし山のハヤシライス ¥1,300*
ライスが山の形になっていて、ハヤシソースにはきのこの風味があり、子どもから大人まで食べやすい味になっています。
雪玉のパンシチュー ¥1,800*
柔らかなミートボールにこっくりとしたシチューが美味しい!
器になっているパンも食べれるので、ボリュームもあります。
ポップコーンシュリンプ ¥2,500*
子どもも大好きなポップコーンシュリンプはシルクハットのケースに入っています。
食べやすい大きさで、タルタルソースも美味しい!
シルクハットのケースはお持ち帰りでき、我が家ではお菓子入れに使っています。
フライドチキン ¥500
フライドチキンという名前ですが、みんな大好きな一口大の“唐揚げ”です。
小腹が空いた時や、メインにプラスするのもおすすめです。
- シーフードホワイトカレー ¥1,400
- ヤーコブさんの空飛ぶシチュー ¥1,500
- キッズミールセット(スーベニアプレート&エプロン付き) ¥2,000
※スーベニアプレート無しは¥1,300 - おでん ¥900*
- 孤島のおさかなプレート ¥1,800
- チーズボール ¥500
- サラダ ¥300
- スープ ¥300
- レアチーズケーキ ¥400
- ショコラテリーヌ ¥400
- その他、ソフトドリンクやアルコール等
こちらに行ったのは夜の時間だったので、夜限定メニューから選んで注文しました。
ヤーコブさんの空飛ぶシチューはチキンとバナナを使用したチリソースシチューで、北欧で有名な家庭料理なんだそうです!
他には…
- イントロダクション(1F)
-
1階にはキャラクターたちが潜んでいるウェルカムアートや、トーベ・ヤンソンさんの姪であるソフィアさんからのウェルカムムービーを見ることができます。
- 展示・映像スペース・キッズスペース・ライブラリーカフェ(2F)
-
2階には“トーベの記憶シアター”や原作の挿絵や言葉を展示した“ギャラリー展示”、さらに3階へと伸びる特大サイズのジオラマがあり15分毎に変化するそうです。
(毎正時:彗星、毎時15分:夕暮れ、毎時30分:冬、毎時45分:白夜) - 体感展示・屋内あそび場(3F)
-
3階には絵本に入ったような気分を味わえる“それからどうなるの?”や、ボーネルンド監修の屋内あそび場“ムーミン谷のあそびひろば”があります。
ムーミン屋敷の中を紹介
ここではムーミン屋敷の中にあるキャラクターの部屋やインテリアなどを紹介していきます。
『中は行ってから見たい!』という方は、次の秋冬限定のWINTER WONDER LANDとは?へお進みください。
1F ダイニング・キッチン
1階はダイニング・キッチンとなっていて、食事中のテーブルや思い出の詰まった写真が飾られています。
テーブルの上には『vadelma(ヨーロッパキイチゴ)』のジャムも。
キッチンではフィンランドの定番料理であるミートボールを作っているようです。
棚には調味料や、クッキー型のようなものも置かれていました。
キッチンの外にある棚には、コーヒーや瓶に入ったクッキー、料理本、塩漬けのニシンの缶詰などが飾られています。
バケツの中には松ぼっくりが入っていて、誰が集めてきたのかな…と想像が広がります。
2F リビング・ムーミンパパとママの寝室
2階にはムーミンパパとムーミンママの寝室があります。
出窓のところには2人の写真が飾られています。
(結婚式の写真でしょうか…ムーミンママの頭には花冠があります)
ムーミンママのミシンやドレッサーも寝室にあります。
壁紙もピンクで、ここはムーミンママのお気に入りが集まっているようです。
(あれ?ムーミンパパのものは…?)
立派な時計や蓄音機、その横にはふかふかなソファが置かれていました。
ソファの横にはサイドテーブルがあり、『ILTALAULU(夕べの祈り)』という曲の楽譜が置かれています。
壁には『Muumilaakson Sanomat(ムーミン谷新聞)』の記事や、ムーミンのレントゲンも!?
3F ムーミンの部屋・客間・リトルミイの部屋
3階にはムーミンの部屋があり、船や灯台に貝殻と海にまつわるものや、絵の具などが置かれています。
ムーミンの部屋のお隣は客間になっていて、スノークのおじょうさんが使っています。
手鏡やブラシやお花など、女の子らしい物が並んでいました。
ムーミンの部屋のお隣には小さな扉が。
こちらはもちろん…リトルミイのお部屋です。
他の部屋に比べても色彩豊かで、可愛らしい部屋になっています。
(テーブルに置かれた絵はミイが描いたのでしょうか…パパの帽子に矢が刺さっているようです)
テーブルには地球儀や、たくさんの船のイラストが描かれた紙があります。
屋根裏にはムーミンパパの書斎がありました。
2階の寝室にパパのものは置いてありませんでしたが、屋根裏部屋に置いているようです。
屋根裏に上がることはできませんが、潜望鏡で覗くことができます。
(屋根裏に伸びている茶色い筒が潜望鏡です)
地下 食料庫・ムーミンパパの作業場
天井から下がっている蜘蛛の下には棚があって、様々な道具が置かれています。
重なった樽には、小さな足跡が!
樽の中に写っているのは小さくて狭いところに隠れるのが大好きなトフスランとビフスラン??
他にはお鍋やジャム、果物やソーセージなどの食材が置かれています。
インテリアにも注目
テーブルに置かれたランプや虫眼鏡、トランクなど紹介しきれなかったものは、まだまだたくさんあります。
下にご紹介する写真も、ぜひ実際にムーミン屋敷へ行って、どこにあるのか見つけてみてください♪
秋冬限定のWINTER WONDERLANDとは?
ムーミンバレーパークでは、2023年11月2日から2024年1月8日までWINTER WONDERLAND in MOOMINVALLEY PARK(ウインターワンダーランド イン ムーミンバレーパーク)を開催しています。
WINTER WONDERLANDではオーロラが現れるプロジェクションマッピングや花火が登場し、ムーミン谷の冬を満喫できます。
夜の始まり(点灯式)
ナイトタイムがスタートする17:00には、エンマの劇場で点灯式『夜のはじまり』が行われます。
ムーミンが登場し、あたりに光が灯ります。
園内が様々なイルミネーションでライトアップされます。
- ムーミン屋敷
- エンマの劇場付近
- 四季の道(ジップライン受付付近から灯台に続く道)
- 灯台
- スナフキンのテント
- ウインターワンダーロード(ムーミン谷エリアから水浴び小屋に続く道)
- はじまりのランタンロード(水浴び小屋からレットゥララウンジに続く道)
プロジェクションマッピング
WINTER WONDERLANDで一番注目したいのが、小説『ムーミン谷の冬』の物語をテーマにしたプロジェクションマッピングです。
日中、中を見て回ったムーミン屋敷に美しい映像が映し出されます。
物語後半にはきれいなオーロラも♪
今回プロジェクションマッピングを見た場所は“ムーミン屋敷の真ん前”ではなく、コケムスにある『ムーミン谷食堂』のテラス席です。
(芝生にあるテーブルで食べながら鑑賞しました)
ムーミン屋敷の左側が見える場所でしたが、キャラクターもオーロラもしっかり見えたので、もし真正面のエリアが混んでいたら少し横へ移動して見るのもおすすめです!
冬花火
スペシャルイベントとして、18:30〜(約5分間)冬花火が開催されています。
冬花火の開催日
【12月】
2日(土)・3日(日)・9日(土)・10日(日)・16日(土)・17日(日)・23日(土)・24日(日)・30(土)
【1月】
2日(火)・6日(土)・7日(日)・8日(月・祝 )
冬花火の開催日
【12月】
2日(土)・3日(日)・9日(土)・10日(日)・16日(土)
17日(日)・23日(土)・24日(日)・30(土)
【1月】
2日(火)・6日(土)・7日(日)・8日(月・祝)
花火は園内中央の湖から上がります。
ムーミンバレーパーク入り口あたりから鑑賞しましたが、きれいに見れました。
花開くタイプの花火は多くないですが、次々打ち上がるクライマックスは感動しました。
園内や入り口へのルートも幻想的に
日中は白や青の飾りだったウインターワンダーロードは、夜になるとカラフルにライトアップされます。
園内や入り口のウェルカムゲートもライトアップされて、パーク全体が幻想的な雰囲気になります。
メッツァ入り口の道も、日中の緑あふれる雰囲気から…
ライトアップされ、また違った雰囲気を楽しめます。
ぜひ、ムーミンバレーパークで特別な冬の夜を楽しんでください♪
どんな人におすすめ?
さて、ここまでムーミンバレーパークについてご紹介してきましたが、口コミでは『楽しかった』という意見と『期待と違った』という意見に分かれるようです。
ムーミンバレーパークをおすすめしたい人は…
- ムーミンが好きな人
- ムーミンに興味がある人
- 北欧の雰囲気が好きな人
- 静かでのんびりした場所が好きな人
- 自然をゆっくり眺めるのが好きな人
- 海外に行ったような気分になりたい人
(いつもと違う場所に行きたい人) - 癒やされたい人
逆に、このような人は物足りなさを感じてしまうかもしれません。
- ディズニーやUSJのようなテーマパークに行きたい人
- 華やかで賑やかな場所が好きな人
- 元気いっぱい遊び尽くしたい人
『テーマパーク』と聞いて想像するアトラクションはムーミンバレーパークにはありません。
“遊園地”をイメージすると物足りなさを感じると思いますが、“物語に入っていける公園(park)”や“作品の世界観を感じられる美術館”と思うと、また感じ方が変わってくると思います。
我が家はキャラクター名を知っている程度でしたが、最後まで楽しく過ごすことができ、自然の中でゆったりと過ごせるムーミンバレーパークがとても気に入りました。
ぜひ、他のテーマパークとは一味違うムーミンバレーパークで、ゆったりのんびりな時間を過ごしてみてください!
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