大鶏排(ダージーパイ)とは?
![大鶏排](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/aa512e13ab2a30db94707cfe6396ccb1-1-scaled.jpg)
台湾グルメの中でも一際インパクトがあるのが、台湾のから揚げ大鶏排(ダージーパイ)!
人の顔くらいはありそうな平たくて大きな大鶏排(ダージーパイ)は、ジューシーなお肉にカリカリの衣、五香粉などのスパイスが効いていてとても美味しいです。
使われるお肉は鶏むね肉が多いですが鶏もも肉が使われることもあり、1枚を薄く伸ばしているので、特大サイズのから揚げが出来上がるのです。
今回は、そんな大鶏排(ダージーパイ)を家で食べれないかな…ということで、業務スーパーやカルディの商品、スパイスを使った作り方、専門店についても紹介します。
![](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/06/53fb4718c32ef947ed990e59ab6b8917.jpg)
大鶏排(ダージーパイ)の歴史
![台湾夜市の様子](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/1-1-scaled.jpg)
大鶏排は、現在では台湾夜市の定番屋台グルメですが、いつ頃誕生したのでしょうか?
台湾夜市は100年以上の歴史があると言われていますが、鶏排の歴史は比較的浅く、登場したのは1990年代後半。
初期の頃は唐辛子パウダーの量で大辛・中辛など違いを出していたそうですが、徐々に五香粉や海藻粉など粉末調味料をかけたもの、はちみつに漬け込んだもの、チーズをまぶしたものなどが登場したそうです。
日本では2019年に第3次タピオカブームが起き、それ以降いたる所で台湾グルメを目にするようになりました。
最近では台湾をテーマにしたイベントや専門店も多くなり、日本でも大鶏排を見かける機会が増えています。
大鶏排ってどんな味?
日本のから揚げと同様に、鶏肉をニンニクや生姜、醤油や酒などを合わせたタレに漬け込む大鶏排ですが、日本のから揚げとの違いはスパイスです。
![](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/829cca57f00896cf3eb35abf05e55bc4-2-scaled.jpg)
大鶏排を作るうえで欠かせないのが『五香粉(ウーシャンフェン)』。
五香粉は中国や台湾など東アジアで使われることが多いミックススパイスです。
『五香粉』という名前なので5つのスパイスを混ぜたものかと思われますが、必ずしも5つとは限らないようです。
一般的な原料は、スターアニス(八角)、シナモン、花椒、クローブ、フェンネルや陳皮などがよく使われ、『四香一辛』というバランスでブレンドされるそうです。
そのため、一口食べると八角やシナモンの香りとピリッとしたスパイシーさがあり、クセになる美味しさです。
また、衣には地瓜粉というサツマイモから作られた片栗粉のような粉が使われます。
![](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
地瓜粉を使うことで、サクサクでクリスピーな食感を生み出しています。
日本で紹介されているものは、地瓜粉の代わりに片栗粉やタピオカ粉・白玉粉などを使用しているものが多いようです。
大鶏排(ダージーパイ)と炸鶏排(ザージーパイ)は違うもの?
![揚げ物をする様子](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/e82a4ec557f30ace8716ce9222b4dc21-2-scaled.jpg)
台湾のから揚げは、大鶏排(ダージーパイ)や炸鶏排(ザージーパイ)とも呼ばれますが、それぞれ違いがあるのでしょうか?
調べてみると、どちらも今回ご紹介している台湾のから揚げを指していました。
中国語で『炸』は油で揚げるという意味があり、『排』はとんかつなどの“カツ”の意味があります。
なので、元は『炸鶏排』と言いますが、現在は『大鶏排』や『鶏排』と呼ばれることが多いそうです。
業務スーパーの鶏排(ジーパイ)
ここからは、実際に家で食べることができる大鶏排を紹介していきます。
まずは業務スーパーの『鶏排』から。
![業務スーパーで販売されるジーパイ](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/957aff19c29fe59c37e6a18a3fc80fda.jpg)
業務スーパーでは、冷凍食品のお肉のお惣菜のエリアで販売されています。
業務スーパーの鶏排の特徴
![業務スーパーのジーパイのパッケージ](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/dfdddb8ad1a3131924a60c31f2d3e09e-2.jpg)
- 商品名
-
台湾風フライドチキン ジーパイ
- 内容量
-
450g
- 価格
-
478円(税抜)
※2024.5.12の価格です
パッケージは、真っ赤な背景に大きく『鶏排』の文字があり、とても目立つデザインになっています。
![業務スーパーのジーパイのパッケージ(裏側)](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/25ad814d44cbf8dc3213cd90ed70457e-1.jpg)
鶏むね肉を使うものが多い中で、こちらは鶏もも肉を使用していて、カロリーは100gあたり258kcal。
保存期間も1年以上と長いので、冷凍庫にストックしておきたい商品です。
![業務スーパーのジーパイの中身](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/bd042742a6e7adc195f3308729e96d55-1.jpg)
イベントなどで見かける大鶏排より小ぶりではありますが、こぶし大くらいの大きさの鶏排が7個入っています。
普通のフライドチキンに比べて赤いので、見るからに辛そう…。
(辛いの苦手なのでちょっと不安…)
調理方法
パッケージには以下のように作り方の説明が書いてあります。
業務スーパー・ジーパイのパッケージより
- 油で揚げる場合
170℃のたっぷりの油で、凍ったままの本品を2個あたり約6分揚げます- 少量の油で揚げる場合
①フライパンで少量の油を中火で加熱し、温まったら凍ったままの本品を2個入れます
②片面がカリッとなるまで加熱した後、裏返してもう片面も同様に加熱します
③弱火にして両面を約30秒ずつ加熱します
今回は少し大きめのフライパンを使い、少なめの油で揚げてみました。
パッケージには2個ずつと書いてありましたが、油が多くないので、欲張って一回で7個全部を揚げてみました!
(作った様子は下記の【作り方の詳しい説明】からどうぞ)
【作り方の詳しい説明】
![業務スーパーのジーパイを油で揚げる様子](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/9819a624432f8e9174e123c30270152f.jpg)
![業務スーパーのジーパイを油で揚げる様子(ひっくり返す)](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/6db54a9fe9cc6e23a8c02785db5acfb1.jpg)
![業務スーパーのジーパイを油で揚げる様子(揚げ上がり)](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/210d24caa56a33a28d0a2c365e18b95c.jpg)
- 揚げた後の油が結構赤くなります
- 油ハネや火傷に注意してください
- ひっくり返す時に皮が取れそうな時もありました(揚げている時)
作ってみた感想
![揚げた業務スーパーのジーパイ](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/c21d79eea938d0ad5fc72711b89adc30.jpg)
7個一気に揚げましたが、全部カラッとおいしく出来上がりました。
揚げている時から、五香粉のいい香りがして食欲をそそられます!
![揚げた業務スーパーのジーパイの衣](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/8d22f99796fb191dceac4f91891dd1ca-1024x674.jpg)
衣は音に感動するくらいカリッカリで、中はもも肉なのでジューシーで柔らかいです。
五香粉の香りもあって、スパイシーだけどクセになる味です。
口に入れてすぐは『あれ?思ったほど辛くない…』と思いますが、飲み込んだ後くらいから口の中に辛味が広がります。
辛さが後からくるタイプです。
![揚げた業務スーパーのジーパイのトッピング例](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/980bbdcb7831d9f9e2e37aab88b19627.jpg)
2人分のおかずに十分な量があります。
辛いのが苦手な私でも『美味しい!食べたい!』と思う味で、冷たいドリンク片手に食べきりました。
これはまた絶対に買います!
カルディの台湾フライドチキンの素
続いては、カルディで販売されている『台湾フライドチキンの素』。
![カルディで販売されている台湾フライドチキンの素](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/a386536ea6c615585b10111867fb349b-1.jpg)
カルディの中華料理などの調味料を置いているエリアで販売されていました。
台湾フライドチキンの素の特徴
![カルディで販売されている台湾フライドチキンの素のパッケージ](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/937f07de47ce929642ce1ecc3de37c69.jpg)
- 商品名
-
台湾フライドチキンの素
- 内容量
-
2袋入り
- 価格
-
235円(税込)
※2024.5.12の価格です
ネイビーや紫の背景に赤い『台湾』の文字が目立つデザインのパッケージになっています。
![カルディで販売されている台湾フライドチキンの素のパッケージ(裏側)](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/803da828b9e355524cb9e67fd4c402f9.jpg)
8種類のスパイスをブレンドして本格的な台湾フライドチキンを作れる合わせ調味料が入っています。
シナモンや唐辛子・花山椒を効かせているので、甘さと辛さのある大鶏排が作れます。
カロリーは1袋あたり141kcal、賞味期限は約4ヶ月となっています。
![カルディで販売されている台湾フライドチキンの素の中身](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/92a342e3003cf56fd7dbf82e249ac6e9.jpg)
中には2袋入っていて1袋につきお肉550g使うので、2袋で1kg超えの大鶏排を作ることができます。
台湾フライドチキンの素はペースト状になっているので、袋を開けるとスパイシーな香りが広がります。
調理方法
パッケージには以下のように作り方の説明が書いてあります。
つくりかた(約2~3人前)
【材料】
鶏肉(ももまたはむね)550g
片栗粉(もしくは小麦粉)①鶏肉550gに本品1袋を揉みこみ、20~30分程漬け込んでください
カルディ・台湾フライドチキンの素のパッケージより
②漬け込み後、片栗粉をまぶし170℃の油で4~5分程度揚げてお召し上がりください
今回は丁度いい大きさのお肉がなかったので、鶏むね肉2枚(590g)で作ってみました。
![カルディの台湾フライドチキンに使う材料](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/522a30d5aaf64be46ea2116821b2eae4.jpg)
- 鶏むね肉 590g
- 台湾フライドチキンの素 1袋
- 片栗粉 60g
- 片栗粉30g+白玉粉30g
衣はパッケージに書いてある通り片栗粉を使用したものと、片栗粉と白玉粉を半々で混ぜたものを使用して、比較してみました。
(作った様子は下記の【作り方の詳しい説明】からどうぞ)
【作り方の詳しい説明】
![ビニールの袋に鶏むね肉を入れる](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/cd1db49496e6710b6d737d995af0ccb6.jpg)
![袋に入れた鶏むね肉を麺棒で叩く](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/f957ed89282eca335004a16180357167.jpg)
![薄く叩いた鶏むね肉](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/7e2395380577ea0ac70252035c4032c2.jpg)
![鶏むね肉の入ったビニールに台湾フライドチキンの素を入れた様子](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/0354a6e7582c5209154c4d0905d384fb.jpg)
![お肉に片栗粉をまぶす](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/e6b8c46557677a6c9b1639140f9c724b.jpg)
![お肉に片栗粉と白玉粉を混ぜたものをまぶす](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/37c0c80c67f337ed2bf88cf0a01a89a5.jpg)
![片栗粉をまぶしたお肉を揚げる](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/8364de8d47c58c1f29243b6fe149400b.jpg)
![片栗粉と白玉粉を混ぜたものをまぶしたお肉を揚げる](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/687d43e0af4d69a6f34299eb81067005.jpg)
![お肉を揚げている様子](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/012627884ed8c0367f9ff80a10f648f5.jpg)
裏返す時はフライ返しを使うとやりやすいです!
- 油ハネや火傷に注意してください
- 油に少し香りが残ります
- 大鶏排を作る場合は、油は多めに使ったほうが美味しく揚がります
作ってみた感想
![出来上がったダージーパイ](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/7615e7bc52d766754ed097ee8186110e.jpg)
20cmくらいある大きな大鶏排が2枚できました。
2〜3人分は十分にあるくらいのボリューム感です。
味はパンチのある濃い目の味で、八角やシナモンなどのスパイスが効いていて本格的な味!
最初口に入れた時は甘味がありますが、後からじわじわと辛味が広がります。
![ダージーパイの断面](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/72a0644747ec024be7548c1de10626b2.jpg)
私にはちょっと辛かったですが、片栗粉+白玉粉の衣を付けた方はお肉に少し厚みがあったからか、若干辛さがマイルドな感じでした。
辛いのが得意ではない人は、お肉を厚めに切って作るのが良いかもしれません。
味がしっかりしていて冷めても美味しいので、お弁当のおかずにもおすすめです!
片栗粉のみと白玉粉ミックスの違いは?
![片栗粉の衣で作ったダージーパイ](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/eb8fc9d094e6ad3d3d06a032f6ed218e.jpg)
こちらは片栗粉のみの衣で作った大鶏排です。
正直、揚げている時は片栗粉+白玉粉よりカリカリ感がなさそう…と思いましたが、食べてみるとしっかりカリカリ感がありました!
特に端っこはザクザク食感で美味しいです。
![片栗粉と白玉粉の衣で作ったダージーパイ](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/bee66f7a68e53306d7705233186bc158.jpg)
こちらは片栗粉+白玉粉の衣で作った大鶏排です。
パッと見こちらの方がカリカリザクザクしていそうですが、食べてみると…そこまででは無いかなという感じでした。
ザクザク感はあるものの、片栗粉だけでも十分満足できると思いました。
一口大でもチャレンジ!
カルディの台湾フライドチキンの素は2袋入っているので、2回目は一口大に切った鶏むね肉で作ってみました。
![一口大に切った胸肉を台湾フライドチキンの素に漬ける](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/fb892e845a376785f4ba38fb80a1ddfc.jpg)
そぎ切りにすれば叩く必要もないので作るのが楽です!
衣は白玉粉が残っているので、白玉粉と片栗粉を混ぜたものを使用しています。
![一口大の胸肉で作った台湾フライドチキン](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/13fc684e6ade320567d3c04410a8ca18.jpg)
1回目の時に結構辛味を感じたので、今回は漬ける時間を20分にしたら、前回より辛さがマイルドになって食べやすくなりました。
イベントで食べるような大鶏排もいいですが、一口サイズだと揚げるのも楽で、お弁当に入れたりサンドイッチにしたりとアレンジもできるので、個人的には一口大で作るのがおすすめです!
大鶏排のおすすめレシピ
業務スーパーの鶏排も、カルディの台湾フライドチキンの素もスパイシーな味になっているので、台湾祭で食べたような辛味の少ない大鶏排も作ってみることにしました!
色んなサイトの大鶏排を調べて、『作りやすそう』と感じたのが以下のレシピです。
鶏排・ジーパイ ~台湾風スパイシー唐揚げ~
スパイスで有名なS&Bのレシピです。
衣はコーンスターチと片栗粉を使用して作ります。
台湾唐揚げ!大鶏排・ダージーパイ
クックパッドのレシピです。
こちらは衣に上新粉と片栗粉を使用し、水でダマを作る方法で作ります。
台湾からあげ!大鶏排(ダージーパイ)
DELISH KITCHENのレシピです。
※辛い調味料不使用
動画なので初めての人でも安心です!
スパイシーな台湾のから揚げ”大鶏排(ダージーパイ)”
dancyuのレシピです。
※辛い調味料不使用
小麦粉⇒卵液⇒白玉粉+片栗粉を使用した厚めの衣が特徴です。
今回は、特に衣のガリガリ感が期待できるdancyuのレシピを参考に作ってみることにしました。
材料と作り方
![カルディの台湾フライドチキンに使う材料](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/db4cc73f5626bad60f10fff4f30d884a-1.jpg)
- 鶏むね肉 1枚
- 小麦粉 適量(衣をつける前にお肉にまぶす用)
- 揚げ油 適量
【A】
- にんにく 小さじ1
- しょうが 小さじ1
- 醤油 大さじ1と1/2
- 酒 大さじ1
- 砂糖 大さじ1/2
- ごま油 小さじ1
- 五香粉 小さじ1/2
- 塩 小さじ1/4
【B】
- 卵 1個
- 薄力粉 大さじ4
- 水 大さじ2
【C】
- 片栗粉 40g
- 白玉粉 40g
レシピではにんにく・しょうがは1片(すりおろす)となっていましたが、今回はチューブタイプを使用しています。
作り方は、
- 鶏むね肉の皮を取り、均等の厚みにする
- 叩いて薄くする
- 【A】で下味をつける
- 【C】の白玉粉を粗めの粒が残るようにつぶして混ぜておく
- 下味を付けたお肉の水分を軽く抑え、小麦粉を薄くまぶし、【B】の卵液を絡めたら【C】をまぶして170℃の油で揚げる
- 中火で5分ほど揚げた後、表面がカリッとするまで3〜4分揚げて、油をきる
という流れで紹介されているので、この工程で作ってみました。
余談ですが、大鶏排を作る時は100均などで売っているビニール手袋があるとすっごく便利です!
![DAISOのポリエチレン手袋](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/9008e01abc082060040bd31c87b71015.jpg)
ぜひ手袋も一緒に用意して作ってみてください。
(作った様子は下記の【作り方の詳しい説明】からどうぞ)
【作り方の詳しい説明】
![袋に入れた鶏むね肉を麺棒で叩いて薄くする](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/6aadeba98bafb64f1146ffa441b63d45.jpg)
![ビニール袋に調味料を入れ合わせる](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/3b5fb2488b734e0168669021efae75af.jpg)
![混ぜた調味料の袋に薄くしたお肉を入れて漬け込む](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/1a4434c5a04bd4c2f0084b95f5c6a15e.jpg)
- にんにく・しょうが(小さじ1)
- 醤油(大さじ1と1/2)
- 酒(大さじ1)
- 砂糖(大さじ1/2)
- ごま油(小さじ1)
- 五香粉(小さじ1/2)
- 塩(小さじ1/4)
- にんにく・しょうが(小さじ1)
- 醤油(大さじ1と1/2)
- 酒(大さじ1)
- 砂糖(大さじ1/2)
- ごま油(小さじ1)
- 五香粉(小さじ1/2)
- 塩(小さじ1/4)
![着けたお肉を取り出して、キッチンペーパーで水分を拭き取る](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/287e611a99f236e1c8d6c1735de305b2.jpg)
![全体に小麦粉をまぶす](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/f654234a8dac11c405307faa5f81422d-1.jpg)
![卵・小麦粉・水をボウルに入れる](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/b999ed8afdbfcacd62a1baf6b6dcb992-1.jpg)
![卵液にお肉を入れる](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/e2aab7d40beb98ec1abbb250f2877983-1.jpg)
- 卵(1個)
- 小麦粉(大さじ4)
- 水(大さじ2)
- 卵(1個)
- 小麦粉(大さじ4)
- 水(大さじ2)
![卵液を付けたお肉に、片栗粉と白玉粉の衣をつける](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/3da95eee2e1d28229a908464a14c987f-1.jpg)
- 片栗粉(40g)
- 白玉粉(40g)
- 片栗粉(40g)
- 白玉粉(40g)
![お肉を油で揚げる](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/7826bbcce74cc393e80f8907d4670418-1.jpg)
![裏返して揚げた様子](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/fe6a4dc679adfbab3a360b03f6e3017a.jpg)
裏返す時はフライ返しを使うとやりやすいです!
作ってみた感想
![完成したダージーパイ](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/541977225af835d59e5521e57a52d8bb.jpg)
台湾祭で見たような、衣がしっかりとした大鶏排が完成しました。
衣は『おぉー!』と感動するくらいザックザク!
辛味は無いので、全体的に甘みのある食べやすい味になっています。
これなら辛いのが苦手な人や小さい子でも食べれます。
![キッチンペーパーに包んだダージーパイを持った様子](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/4d270cf91101eb1b2b6467a9c8bec3a4-1.jpg)
イベントっぽく、クッキングシートで包んで手に持ってみました。
持ち上げた時に下の部分が折れてしまったので、若干小さくなっていますが、それでもこのサイズ感!
1人では食べきれないくらいの量でした。
衣は小麦粉⇒卵液⇒衣で作ることでザクザクの食感に仕上がります。
カルディの台湾フライドチキンの素もこの衣で作ると、厚みのあるザクザクの衣になって辛味もマイルドになるかなと思いました。
カルディvs業務スーパーvs手づくりどれがおすすめ?
今回作った3種類(カルディ・業務スーパー・手づくり)の鶏排を食べ比べしてみました。
個人的な感想になりますが、参考になれば幸いです。
![3種類のダージーパイ](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/3fde15e5a6a9cb2b0f3f8a4752a26462.jpg)
カルディ | 業務スーパー | 手づくり(dancyu) | |
---|---|---|---|
辛み | |||
衣 | 軽め、カリカリ | しっかりめ、ザクザク | |
スパイス | |||
価格 ※24年5月時点 | 235円(税込) | 478円(税抜) | ー |
カルディ | 業務スーパー | 手づくり(dancyu) | |
---|---|---|---|
辛み | |||
衣 | 軽め、カリカリ | しっかりめ、ザクザク | |
スパイス | |||
価格 ※24年5月時点 | 235円(税込) | 478円(税抜) | ー |
カルディの台湾フライドチキンの素は辛味★4にしましたが、漬ける時間を短くしたり衣を工夫すれば辛味はマイルドにできます。
![3種類のダージーパイ](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/75b0179c97efc47f8f0c1b1bf63cd7ff.jpg)
- カルディの台湾フライドチキンの素
-
本格的なスパイシーさを味わいたい人
手軽に鶏排を作ってみたい人 - 業務スーパーの鶏排
-
辛いものが好きな人
カリッカリジュージーな鶏排を食べたい人 - 手づくり(dancyuのレシピ)
-
辛いものが苦手な人
イベントで見るような大鶏排を作ってみたい人
ザクザクに仕上げたい人
大鶏排は冷凍保存も可能
『大鶏排を作ってみたいけど食べ切れるか心配…』という人もいるかも知れません。
そんな時は余った分を冷凍保存できます!
【冷凍方法】
余った大鶏排をラップに包んでジップロックに入れて冷凍保存
※2週間程度で食べきるのがオススメ
【解凍方法】
電子レンジで解凍してから、トースターで温めると衣がカリッとして美味しいです
※衣の表面に油のフツフツが見えてくるまで温めるのがオススメです
多めに作っておくと、いざという時温めるだけで食べれるので、夕食のおかずやお弁当にもパッと使えて便利です!
大鶏排を食べれるお店を紹介
![大鶏排](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/dcaec7f6631c6dd0aef12971cbd02b56-scaled.jpg)
ここからは大鶏排の専門店をご紹介します。
それぞれのお店こだわりのスパイスや衣を使った特大の大鶏排は、SNSでも話題になっています。
作る前に一度食べてみたい!という方はぜひお店に行ってみてください。
横濱炸鶏排 横浜中華街 本店【元町・中華街駅】
横浜中華街において台湾唐揚げのパイオニア的な存在である横濱炸鶏排(ザージーパイ)。
2019年に1号店がオープンし、現在では東京・千葉・静岡・北海道にも店舗があります。
【東京都】
吉祥寺店・浅草橋店・高田馬場店・お台場店
【千葉県】
千葉稲毛店
【静岡県】
浜松店
【北海道】
イオン元町店
※Google Mapsが開きます
人気No.1は、顔ほどのサイズがある炸鶏排(1枚・650円)で、衣はタピオカ粉を使用したクリスピーな食感。
台湾の麻辣粉を使用したものや、シェアしやすい一口サイズの炸鶏排もあります。
- 住所
-
〒231-0023
神奈川県横浜市中区山下町106-10
前田橋レジデンス1階 - TEL
-
045-514-7254
- 営業日
-
11:00〜18:00
- 休業日
-
なし
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浅草安心や 【浅草駅】
雷門から浅草寺に向かう途中の伝法院通りにある、炸鶏排の専門店・浅草安心や。
メニューは炸鶏排(1枚・600円)のみで、一枚一枚丁寧に仕込みした炸鶏排は、本場台湾の方も絶賛する味!
台湾産の五香粉には、花椒・クローブ・スターアニス・シナモン・フェンネル・陳皮を使用し、台湾で食べるような炸鶏排を楽しむことができます。
- 住所
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〒111-0032
東京都台東区浅草1丁目37-11 - TEL
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03-5830-3288
- 営業日
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11:00〜16:30※完売次第終了
- 休業日
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なし
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炎旨大鶏排 大須店 【名古屋】
こちらのお店は名古屋や京都(新京極)に店舗がある、大鶏排がメインのお店です。
※渋谷や心斎橋にも店舗がありましたが、現在は閉店されているようです
職人が一枚一枚薄く伸ばした鶏むね肉に、キャッサバ粉を使用した衣を付け、じっくり低温で揚げることで、外はカリッ中はジューシーな大鶏排に!
大鶏排(730円)の他、大根餅やごま団子、揚げパンなどの屋台メニューも一緒に味わうことが出来ます。
- 住所
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〒〒460-0011
愛知県名古屋市中区大須3丁目10-35 マルチナボックス 1階 - TEL
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052-253-7570
- 営業日
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11:00〜20:00
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まとめ
![大鶏排のアップ](https://hanasan-kitchen.com/wp-content/uploads/2024/05/f544bdf557b20d873723f23b1cea9b5e.jpg)
今回は台湾グルメの中でも特に人気のある大鶏排(ダージーパイ)についてご紹介しました。
台湾の大鶏排は五香粉が香る独特の味とボリュームで、台湾祭やSNSでも大人気です!
今回ご紹介した業務スーパーの鶏排やカルディの台湾フライドチキンの素を使えば、ご家庭でも手軽に本格的な味を楽しむことができます。
今回紹介したレシピを参考に、辛味を自分好みに調整した大鶏排を作るのもオススメです。
日本の唐揚げやフライドチキンとは違う、台湾ならではの風味をぜひご家庭で楽しんでみてください!
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