2024.10.1再編集しました
台湾グルメの中でも一際インパクトがあるのが、大鶏排(ダージーパイ)という名前で知られる台湾から揚げ。
今回は、お家で食べれる鶏排をご紹介します。
大鶏排(ダージーパイ)とは?
大鶏排は台湾夜市の定番グルメですが、登場したのは1990年代後半。
1枚を薄く伸ばしたそのサイズもインパクトがありますが、特徴的なのはスパイスです。
大鶏排を作るうえで欠かせないのが、スターアニス、シナモン、花椒、クローブ、フェンネルや陳皮などが使われた五香粉。
五香粉は中国や台湾など東アジアで使われることが多いミックススパイスです。
衣にはサツマイモから作られた地瓜粉を使うことで、サクサクでクリスピーな食感を生み出しています。
日本では、地瓜粉の代わりに片栗粉やタピオカ粉・白玉粉などを使用しているものが多いようです。
業務スーパーの鶏排(ジーパイ)
- 商品名
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台湾風フライドチキン ジーパイ
- 内容量
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450g
- 価格
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478円(税抜)
※2024.5.12の価格です
業務スーパーの鶏排は、冷凍食品のお惣菜のエリアで販売されています。
鶏むね肉を使うものが多いですが、こちらは鶏もも肉を使用していて、カロリーは100gあたり258kcal。
保存期間も1年以上と長いので、冷凍庫にストックしておきたい商品です。
小ぶりではありますが、こぶし大くらいの大きさの鶏排が7個入っています。
普通のフライドチキンに比べて赤いので、見るからに辛そう…。
調理方法
業務スーパー・ジーパイのパッケージより
- 油で揚げる場合
170℃のたっぷりの油で、凍ったままの本品を2個あたり約6分揚げます- 少量の油で揚げる場合
①フライパンで少量の油を中火で加熱し、温まったら凍ったままの本品を2個入れます
②片面がカリッとなるまで加熱した後、裏返してもう片面も同様に加熱します
③弱火にして両面を約30秒ずつ加熱します
今回は少し大きめのフライパンを使い、少なめの油で揚げてみました。
パッケージには2個ずつと書いてありましたが、油が多くないので、欲張って一回で7個全部を揚げました。
(作った様子は下記の【作り方の詳しい説明】からどうぞ)
【作り方の詳しい説明】
- 揚げた後の油が結構赤くなります
- 油ハネや火傷に注意してください
- ひっくり返す時に皮が取れそうな時もありました(揚げている時)
業務スーパーの鶏排の味は?
衣は音に感動するくらいカリッカリで、中はもも肉なのでジューシーで柔らか。
五香粉の香りもあって、スパイシーだけどクセになる味です。
口に入れてすぐは『思ったほど辛くない…』と思いますが、飲み込んだ後くらいから口の中に辛味が広がります。
2人分のおかずに十分な量があります。
カルディの台湾フライドチキンの素
- 商品名
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台湾フライドチキンの素
- 内容量
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2袋入り
- 価格
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235円(税込)
※2024.5.12の価格です
輸入食材が豊富なカルディでは、中華料理などの調味料を置いているエリアに台湾フライドチキンの素が販売されています。
8種類のスパイスをブレンドして本格的な台湾フライドチキンを作れる合わせ調味料が入っています。
シナモンや唐辛子・花山椒を効かせているので、甘さと辛さのある大鶏排が作れます。
カロリーは1袋あたり141kcal、賞味期限は約4ヶ月となっています。
中には2袋入っていて1袋につきお肉550g使うので、2袋で1kg超えの大鶏排を作ることができます。
調理方法
つくりかた(約2~3人前)
【材料】
鶏肉(ももまたはむね)550g
片栗粉(もしくは小麦粉)①鶏肉550gに本品1袋を揉みこみ、20~30分程漬け込んでください
カルディ・台湾フライドチキンの素のパッケージより
②漬け込み後、片栗粉をまぶし170℃の油で4~5分程度揚げてお召し上がりください
今回は丁度いい大きさのお肉がなかったので、鶏むね肉2枚(590g)で作りました。
- 鶏むね肉 590g
- 台湾フライドチキンの素 1袋
- 片栗粉 60g
- 片栗粉30g+白玉粉30g
今回は、衣に[片栗粉のみ]と[片栗粉+白玉粉]の2種類を使ってみましたが、片栗粉のみで十分カリカリになりました。
(作った様子は下記の【作り方の詳しい説明】からどうぞ)
【作り方の詳しい説明】
裏返す時はフライ返しを使うとやりやすいです!
- 油ハネや火傷に注意してください
- 油に少し香りが残ります
- 大鶏排を作る場合は、油は多めに使ったほうが美味しく揚がります
カルディの台湾フライドチキンの素の味は?
20cmくらいある大鶏排が2枚できたので、2〜3人分は十分にあります。
味はパンチのある濃い目の味で、八角やシナモンなどのスパイスが効いていて本格的な味!
最初口に入れた時は甘味がありますが、後からじわじわと辛味が広がるので、辛いのが得意ではない人はお肉を厚めに切って作るのが良いかもしれません。
味がしっかりしていて冷めても美味しいので、お弁当のおかずにもおすすめです!
一口大でもチャレンジ!
一口大に切った鶏むね肉なら、そぎ切りにすれば叩く必要もないので作るのが楽です!
今回は漬ける時間を20分にしたら、辛さがマイルドになって食べやすくなりました。
大鶏排も良いですが、一口サイズだと揚げるのも楽で、お弁当に入れたりサンドイッチにしたりとアレンジもできるので、個人的には一口大がおすすめ!
大鶏排は冷凍保存も可能
【冷凍方法】
余った大鶏排をラップに包んでジップロックに入れて冷凍保存
※2週間程度で食べきるのがオススメ
【解凍方法】
電子レンジで解凍してから、トースターで温めると衣がカリッとして美味しいです
※衣の表面に油のフツフツが見えてくるまで温めるのがオススメです
多めに作っておくと、いざという時温めるだけで食べれるので、夕食のおかずやお弁当にもパッと使えて便利です!
まとめ
今回は業務スーパーの鶏排とカルディの台湾フライドチキンの素をご紹介しました。
業務スーパーの鶏排は、辛いものが好きな人やカリッカリジュージーな鶏排を食べたい人にオススメ。
カルディの台湾フライドチキンの素は本格的なスパイシーさを味わいたい人、手軽に鶏排を作ってみたい人にオススメです。
台湾ならではの風味をぜひご家庭で楽しんでみてください!