世界には、日本でも定番となったもの、まだ日本ではあまり知られていないもの、日本で誕生したもの、など様々なお菓子が存在します。
今回は、イートン・メスをテーマに、由来や歴史、作り方などをご紹介します。
イートン・メスはどこ生まれのお菓子?

イートン・メス(Eton Mess)は、イギリス生まれの伝統的なデザートです。
メレンゲ、ホイップクリーム、そしていちごなどの新鮮なフルーツを混ぜ合わせたシンプルなスイーツで、イギリスの名門校「イートン・カレッジ」が発祥の地とされています。
※詳しくはイートン・メスの由来・歴史をご覧ください

イギリスではスーパーで焼いたメレンゲを購入でき手軽に作れるため、家庭でもよく作られるそうです。
いちごを使用するのが一般的ですが他のフルーツでも作ることができます。
パブロバとは違うの?

オーストラリアやニュージーランド発祥のパブロバと材料がほぼ同じですが、パブロバは焼いたメレンゲの上にフルーツやクリームを盛り付けます。
一方、イートン・メスはメレンゲを砕いてクリームやフルーツと混ぜるため、見た目はあえて「メス(Mess=散らかった)」という名の通り、カジュアルな盛り付けになります。
イートン・メスの由来・歴史

イートン・メスのイートンとは、1440年にヘンリー6世によって設立されたイギリスの名門パブリック・スクールのイートン・カレッジのこと。
その校内でのピクニックで、バスケットの上に犬が座ってしまい、中に入っていた食べ物がぐちゃぐちゃになってしまったというエピソードがきっかけでイートンメスが誕生したと言われてます。

比較的最近生まれたお菓子なのか…と思いきや、19世紀にはすでに知られていて、1930年代にはイートン校の売店でも販売されていたそうです。
当時は現在のイートン・メスとは異なり、いちごかバナナにアイスやクリームを混ぜたお菓子だったんだとか。
メレンゲを入れるようになったのは最近のことなのだそうです。
イートン・カレッジと同じくイギリスのパブリックスクールである「ランシング・カレッジ」で提供されていたデザート『ランシング・メス(Lancing Mess)』というものも存在するそうです。
イートン・メスの作り方

イートン・メスの基本の材料は、メレンゲ・クリーム・フルーツの3つだけ。
今回はいちごを使用したイートン・メスを作ってみました。
材料

- 卵白 2個分(今回は66g)
- 砂糖 100g(今回はグラニュー糖を使用)
- コーンスターチ 小さじ2
- ホイップクリーム
- いちご
今回はコーンスターチも使用していますが、無くても大丈夫です。
手順





※今回はメレンゲを小さめに焼いたので、そのまま盛り付けましたが、メレンゲを砕いてから盛り付けても◎。
作るときのコツ
作るのが簡単なイートン・メスですが、コツを挙げるならこの2点です。
・メレンゲは角が立つまで泡立てる
・焼くときは低温で
焼く時は低温(100℃くらい)でしっかり乾燥焼きさせます。
※温度が高すぎるとメレンゲに焼き色が付いてしまいます
今回100℃で2時間焼きましたがうっすら焼色が付きました。
真っ白なまま焼き上げたい場合は、1時間位焼いて様子を見てアルミホイルを被せても良いかもしれません。

焼き上がったあとも、取り出さずにオーブンに入れたまま冷ますとサクッとしたメレンゲクッキーが出来上がります。
メレンゲは湿気に弱いので、保存する際は乾燥剤と一緒に密閉容器や保存袋に入れるのがおすすめです。
トッピングにおすすめのソースや具材は?

イートン・メスは、いちご以外のフルーツでも美味しく作れます。
例えば、ラズベリー、ブルーベリー、ブラックベリーなどのベリー類はもちろん、マンゴーやキウイ、パッションフルーツなどもおすすめです。
季節のフルーツを使ってアレンジすることで、一年中楽しむことができます。

今回はイートン・メスについてご紹介しました。
イートン・メスは、いちごの酸味とメレンゲのサクサク感、生クリームの甘さをいっぺんに楽しめる手軽なデザートです。
ぜひ一度作ってみてください!