ドイツのローテンブルクで親しまれている、雪玉のような丸いお菓子「シュネーバル(Schneeball)」。
細長く切った生地を丸くまとめて揚げた、サクサク食感の伝統菓子です。
本場では専用の道具を使って作りますが、今回は100円ショップで購入した味噌こし網を使って挑戦してみました!
実際に作った様子と、きれいな丸い形に仕上げるコツをご紹介します。
シュネーバルの材料

- バター 30g
- 砂糖 30g
- 溶き卵 1個分
- 牛乳 大さじ2
- バニラエッセンス 適量
- 薄力粉 200g
- ベーキングパウダー 2g
- サラダ油 適量
- 仕上げ用のパウダーシュガー 適量
今回はラム酒を使わず、バニラエッセンスで風味をつけています。
今回使用した道具

本場では「シュネーバルアイゼン」という専用の道具を使いますが、日本ではなかなか手に入りません。
そこで今回は、Seriaで購入した味噌こし網を代用してみました。
今回使用した道具では、直径約6cmのシュネーバルが作れました。
シュネーバルの作り方





※ネットだと3mmくらいの厚さと書いてありますが、現地のお店ではもっと薄く伸ばしているようなので、今回はかなり薄く伸ばしています

※今回はピザカッターを使用しましたが、包丁でも大丈夫です

※生地が薄いので、持ち上げた時に切れてしまうこともありますが、丸めて揚げるので切れていてもOK

※上から少しおさえてあげるとキレイな形になります

シュネーバルをきれいに作るコツ

生地はできるだけ薄く伸ばす
シュネーバルのサクサクとした食感を出すためには、生地を薄く伸ばすことがポイントです。
今回は現地のお店で作られている様子を参考に、一般的なレシピよりも薄く伸ばしてみました。
生地は交互に持ち上げて丸める
現地の専門店では、切り込みを入れた生地をクロスさせるように丸めていました。
同じように挑戦してみましたが、生地同士がくっついてしまうことも。
そこで、切り込みを入れた部分を交互に指ですくい、空気を含ませるようにまとめてみました。
ぎゅっと固く丸めない
生地を強く丸めすぎると、中心が詰まって火が通りにくくなってしまいます。
きれいな球体を意識しつつ、ふんわりとゆるくまとめるのがポイントです。
中までしっかり火を通す
シュネーバルを作るときに難しかったのが、中心まで火が通っているかの見極めです。
外側がこんがりといい色に揚がっていても、中の生地はまだ少し柔らかいことがありました。
そこで、2回目以降は火の通り具合が心配なときに、揚げた後のシュネーバルを低温のオーブンで乾燥焼きするようにしていました。
外側の焼き色だけで判断せず、中心までしっかり火が通っているか確認することもポイントです。
シュネーバルのアレンジ

今回は定番の粉砂糖で仕上げましたが、シナモンを混ぜた粉砂糖をまぶしたり、チョコレートでコーティングしたりするのもおすすめです。
また、ナッツをトッピングしたり、チョコレートの種類を変えたり、デコレーションも楽しめます。
本場ドイツではさまざまなフレーバーが販売されているので、お好みの味にアレンジしてみてください。
シュネーバルを作って食べた感想

今回一番工夫したのは、専用の道具を使わずに丸い形に仕上げること。
100円ショップの味噌こし網を使い、身近な道具で挑戦してみました。
完成したシュネーバルは、まるでクッキーのようなサクサクとした食感!
揚げ菓子というと、ドーナツのような食感を想像するかもしれませんが、ケーキドーナツともイーストドーナツとも、シュー生地とも少し違います。
個人的には、クッキー生地に一番近いように感じました。
揚げているのに重たさがなく、軽い食感でお茶菓子にもぴったりです。
そして、私のお気に入りはシナモンを混ぜた粉砂糖!
ついつい毎回この組み合わせにしてしまうのですが、サクサクの生地との相性もよく、とてもおすすめです。
現地ローテンブルクで食べたシュネーバルの味は、正直なところあまり覚えていないので、本場のものと同じ仕上がりかはわかりません。
それでも、自宅で作ったシュネーバルは軽くておいしく、また食べたくなるお菓子でした。
まとめ
ドイツの伝統菓子「シュネーバル」を作ってみました。
専用の道具が必要そうに見えますが、身近な道具を工夫して使えば、自宅でも挑戦できます。
生地を薄く伸ばし、ふんわりと丸めるのがきれいに仕上げるポイントです。
シュネーバルの名前の意味や歴史、食べ方、日本での販売については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。



