日本各地にある、ポケモンがデザインされたマンホール「ポケふた」。
見つけるワクワク感はもちろん、デザインに込められた意味を想像すると、その土地の新たな魅力も見えてきます。
そんなポケふたから、今回は北海道の洞爺湖〜苫小牧・道南エリアのポケふたをピックアップ。
洞爺湖〜苫小牧・道南エリアにある4つのポケふた

洞爺湖〜苫小牧・道南エリアは、
- 洞爺湖 モーターボート&スワンボート乗り場
- 室蘭市のDENZAI環境科学館
- 登別ビーチパーク
- 苫小牧市の出光カルチャーパーク
の4ヶ所にポケふたが設置されています。
どれもその場所に合ったキャラクターやデザインのポケふたになっています。
洞爺湖〜苫小牧・道南エリアのポケふた4ヶ所を紹介
ここからは、
- ポケふたが設置されているのはどんな場所?
- このポケモンが選ばれた理由は?
- その場所とデザインにどんな繋がりがある?
などについて紹介します。
洞爺湖町/洞爺湖 モーターボート&スワンボート乗り場(ウリムー・ロコン)

洞爺湖町は、北海道中央南西部に位置し、支笏・洞爺国立公園の洞爺湖と、活火山として知られる有珠山、さらに内浦湾に囲まれた自然豊かな街です。
雄大な羊蹄山を望む景観も楽しめ、火山の恵みである温泉や、肥沃な大地と湖・海が育む農水産物など多彩な魅力にあふれています。
ポケふたは、洞爺湖温泉街の中心エリアにある「モーターボート&スワンボート乗り場」のすぐ近くに設置されています。

こちらのポケふたのキャラクターは、ジョウト地方のウリムーとロコンの2匹です。
背景には洞爺湖の近くから望む有珠山のような山々が描かれ、地面を掘りながらエサを探し、時には温泉を掘り当てることがあるウリムーの習性に合わせて、温泉が湧き出すようなデザインになっています。

ポケふたのすぐ近くには、足湯「洞龍の湯」もあり、洞爺湖町の“火山と温泉のまち”らしさが感じられます。

洞爺湖では季節ごとに花火やイベントが開かれ、にぎわいが続く観光地です。
〒049-5721 北海道洞爺湖町洞爺湖温泉224


室蘭市/DENZAI環境科学館(イルミーゼ・ロコン・アローラロコン)


室蘭市は、室蘭港を中心に馬蹄形に広がる地形が特徴で、外海側には断崖絶壁が続き“地球岬”などの雄大な景勝地が点在します。
一方で、港を囲むように重化学工業の工場群が立ち並び、北海道を代表する工業都市としても発展してきました。
夜になると工場の灯りと白鳥大橋のライトアップが輝き、“工場夜景のまち”として多くのファンを魅了しています。
ポケふたは、科学や環境をテーマにした施設「DENZAI環境科学館」の前に設置されています。


こちらのポケふたのキャラクターは、ホウエン地方のイルミーゼ、ロコン、アローラロコンの3匹です。
背景には、室蘭を象徴する白鳥大橋と、キラキラした工場夜景のような光が描かれています。
“ほたるポケモン”であるイルミーゼが、夜の街をふわりと飛び回る姿は、室蘭の幻想的な夜景と相性抜群。
ライトアップがきらめく夜の港町の雰囲気をかわいらしく表現したデザインになっています。



白鳥大橋の周辺にはフォトスポットも多く、散策が楽しいエリアです。
海風を感じながらゆっくり歩くのもおすすめ。
〒051-0015 北海道室蘭市本町2-2


登別市/登別市観光交流センター前(キテルグマ・ロコン)


登別市は、豊富な湯量と多彩な泉質を誇る“登別温泉”を中心に、四季折々のイベントや地元グルメ、テーマパークなど観光資源が非常に豊かな街です。
『地獄の谷の鬼花火』をはじめとする迫力あるイベントや、登別閻魔やきそばなどのご当地グルメも楽しめ、国内外から多くの観光客が訪れています。
ポケふたは、観光案内や休憩に便利な「登別市観光交流センター前」に設置されています。


こちらのポケふたのキャラクターは、アローラ地方のキテルグマとロコンの2匹です。
登別市には人気観光施設「のぼりべつクマ牧場」があり、世界で唯一のヒグマ博物館も併設されています。
そのため、クマをモチーフにしたキテルグマが選ばれたのだと思います。
このポケふたは以前“登別ビーチパーク内”に設置されていましたが、2023年に現在の場所へ移設されました。



登別温泉では9種類もの泉質を楽しめるため、“温泉のデパート”とも呼ばれています。
〒059-0466 北海道登別市登別港町1丁目4-9


苫小牧市/出光カルチャーパーク(キュウコン・ロコン)


苫小牧市は、北海道の“海と空の玄関口”ともいえるまちで、国際拠点港湾の苫小牧港と、新千歳空港という2つの主要アクセス拠点を持つ産業都市です。
一方、市街地から少し離れると、ラムサール条約に登録されているウトナイ湖をはじめ、湿地や森林が広がる自然豊かな環境が残されており、野鳥観察スポットとしても人気です。
ポケふたは、市民が集う憩いの場「出光カルチャーパーク」に設置されています。


こちらのポケふたのキャラクターは、カントー地方のキュウコンとロコンの進化コンビです。
苫小牧市には、プリンのような丸みのある形が特徴の溶岩ドームを持つ、標高1,041mの活火山・樽前山があるので、ほのおタイプのロコンとキュウコンが選ばれたのではないかと思います。
また、苫小牧市のロコン&キュウコンと対になるように、北海道最北の稚内市にはアローラロコン&アローラキュウコンのポケふたがあり、互いに向かい合うような構図になっているのも面白いポイントです。



ウトナイ湖周辺ではバードウォッチングも楽しめ、四季を通して多様な野鳥に出会えます。
〒053-0011 北海道苫小牧市末広町3丁目1


登別〜苫小牧・道南エリアポケふたの回り方


登別〜苫小牧・道南エリアのポケふたは、観光地から行きやすい場所に設置されています。
洞爺湖方面から新千歳空港へ戻る形で回る場合、Googleマップによると移動時間は車で約2時間でした。
ちなみに、このルートで新千歳空港に戻る時間もプラスすると全体で約2時間半、札幌へ行く場合は全体で約3時間かかります。
洞爺湖〜苫小牧・道南エリアポケふたオススメの回り方
- 洞爺湖町/洞爺湖 モーターボート&スワンボート乗り場(ウリムー・ロコン)
- 室蘭市/DENZAI環境科学館(イルミーゼ・ロコン・アローラロコン)
- 登別市/登別市観光交流センター前(キテルグマ・ロコン)
- 苫小牧市/出光カルチャーパーク(キュウコン・ロコン)
ぜひ参考にしてみてください。
今回は、洞爺湖〜苫小牧・道南エリアのポケふたについてご紹介しました。
ぜひ、ポケふた巡りで新たな街の魅力を見つけてみてください。


