日本各地にある、ポケモンがデザインされたマンホール「ポケふた」。
見つけるワクワク感はもちろん、デザインに込められた意味を想像すると、その土地の新たな魅力も見えてきます。
そんなポケふたから、今回は千葉のポケふたをピックアップ。
千葉のポケふたは香取市に4ヶ所
千葉には2021年に、
- 水郷佐原あやめパーク
- 水の郷さわら
- 伊能忠敬記念館
- JR佐原駅 駅前広場
の4ヶ所にポケふたが設置されました。
どれもその場所に合ったキャラクターやデザインのポケふたになっています。
千葉のポケふた4ヶ所を紹介
ここからは、
- ポケふたが設置されているのはどんな場所?
- このポケモンが選ばれた理由は?
- その場所とデザインにどんな繋がりがある?
などについて紹介します。
水郷佐原あやめパーク(フラージェス・ヤヤコマ)
水郷佐原あやめパークは香取市にあり、6月には約400種150万本のあやめが咲き誇る美しい花園です。
水路を巡る舟遊びが楽しめ、四季折々の花々が訪れる人々を魅了する観光スポットです。
そんな水郷佐原あやめパークへはJR成田線佐原駅からバスで35分、ポケふたはパーク入口前に設置されています。
こちらのポケふたのキャラクターは、カロス地方のフラージェスとカロス地方のヤヤコマです。
「庭園を守り続けることに、その一生をささげる」という図鑑説明もあるので、水郷佐原あやめパークの守り神として選ばれたのかもしれません。
穏やかで人懐っこい性格のヤヤコマたちが遊びに来ているようなデザインで、背景には色とりどりのあやめが描かれています。
水郷佐原あやめパークでは5月下旬〜6月下旬に「あやめ祭り」、7月上旬〜8月上旬には「はす祭り」が開催されています。
〒287-0801 千葉県香取市扇島1837-2
水の郷さわら(ハスボー・タネボー・ムクバード)
水の郷さわらは利根川沿いにある道の駅で、地元産の新鮮な農産物や特産品が揃います。
利根川遊覧船やモーターボート、カヌーなどの体験もできます。
そんな水の郷さわらへはJR佐原駅から徒歩で約20分、ポケふたは地域物産館前のエントランス広場に設置されています。
こちらのポケふたのキャラクターは、ホウエン地方のハスボーとタネボー、シンオウ地方のムクバードです。
先ほどご紹介した水郷佐原あやめパークでは夏にはす祭りが開催されることもあり、佐原とはすの繋がりからハスボーが選ばれたのだと思います。
ハスボーは、泳げないポケモンを葉っぱに乗せて運ぶ習性があり、タネボーは生息域を広げるために鳥ポケモンにつかまって遠くまで運んでもらうという習性があるので、このようなデザインになったのかもしれません。
水の郷さわらにはレンタサイクル(500円/回)があるので、サイクリングをしながらポケふたを回るのもオススメ!
〒287-0003 千葉県香取市佐原イ−3981-2
伊能忠敬記念館(タイレーツ・ココガラ)
伊能忠敬記念館では、日本全国を測量し地図を作成した伊能忠敬の功績を紹介しています。
館内には彼の測量器具や地図、資料が展示され、彼の業績や歴史に触れることができる学びの場です。
伊能忠敬記念館へはJR佐原駅から徒歩で10分、ポケふたは記念館入口前に設置されています。
こちらのポケふたのキャラクターは、ガラル地方のタイレーツとココガラです。
6人から始まった伊能忠敬の測量隊にちなんで、ヘイチョーとヘイの6匹で構成されるタイレーツが選ばれたようです。
ココガラは勇敢な性格ということもあり、気の遠くなるような挑戦に50歳を過ぎてから挑んだ伊能忠敬の人物像を表しているのかもしれません。
背景には、伊能忠敬旧宅前にある樋橋(ジャージャー橋)のような橋が描かれています。
小野川をゆったりと船で巡りながら、江戸時代の風情が残る町並みを楽しむ佐原の舟めぐりもオススメです。
〒287-0003 千葉県香取市佐原イ−1722-1
JR佐原駅 駅前広場(ガラルカモネギ)
佐原駅はJR成田線に位置し、佐原の小江戸や観光スポットへの玄関口となる駅です。
駅周辺には古い町並みが広がり、歴史散策の拠点として便利です。
そんな佐原にあるポケふたは、佐原駅を出てすぐの所に設置されています。
こちらのポケふたのキャラクターは、ガラルカモネギです。
勝運のご利益があると言われる香取神宮が近くにあるため、ネギを振るい勇敢に戦う戦士と言われるガラルカモネギが選ばれたようです。
背景に描かれているのは、香取神宮の三本杉と地震を起こす大鯰を押さえているという要石のようです。
ネギは香取市の特産品のひとつと言われているので、その繋がりもありそうです。
〒287-0003 千葉県香取市佐原イ109-14
千葉ポケふたの回り方
千葉のポケふたは、全て香取市に集中しているのでとても回りやすいです。
Googleマップによると、移動時間だけなら自転車で56分、車だと26分でした。
離れているあやめパークを見た後に、集中している3ヶ所を回るのがオススメです。
千葉ポケふたオススメの回り方
- 水郷佐原あやめパーク(フラージェス・ヤヤコマ)
- 水の郷さわら(ハスボー・タネボー・ムクバード)
- 伊能忠敬記念館(タイレーツ・ココガラ)
- JR佐原駅 駅前広場(ガラルカモネギ)
水の郷さわらにレンタサイクルがあるので、JR佐原駅から水の郷さわらへ行き、残りのポケふたを回るというのも良いかもしれません。
スタートの場所や行きたい場所によってルートは変わると思いますが、参考にしてみてください。
今回は、千葉のポケふたについてご紹介しました。
ぜひ、ポケふた巡りで新たな街の魅力を見つけてみてください。