日本各地にある、ポケモンがデザインされたマンホール「ポケふた」。
見つけるワクワク感はもちろん、デザインに込められた意味を想像すると、その土地の新たな魅力も見えてきます。
そんなポケふたから、今回は北海道の旭川・美瑛エリアのポケふたをピックアップ。
旭川・美瑛エリアにある5つのポケふた

旭川・美瑛エリアは、
- 旭川市の道の駅あさひかわ
- 東川町の複合交流施設せんとぴゅあ
- 美瑛町のホテルラヴニール
- 上富良野町の日の出公園
- 比布町のJR比布駅前
の5ヶ所にポケふたが設置されています。
どれもその場所に合ったキャラクターやデザインのポケふたになっています。
旭川・美瑛エリアのポケふた5ヶ所を紹介
ここからは、
- ポケふたが設置されているのはどんな場所?
- このポケモンが選ばれた理由は?
- その場所とデザインにどんな繋がりがある?
などについて紹介します。
旭川市/道の駅あさひかわ(コオリッポ・アローラロコン・クマシュン)

北海道のほぼ中央に位置する旭川市は、大雪山連峰を望む自然豊かな街。
冬には雪と氷の世界が広がり、四季折々の美しい風景が楽しめます。
ポケふたは、観光の拠点としても人気の道の駅あさひかわに設置されています。

こちらのポケふたのキャラクターは、ガラル地方のコオリッポ(アイスフェイス)、イッシュ地方のクマシュン、アローラロコンの3匹です。
旭川市には行動展示で有名な旭山動物園があり、ペンギンがモチーフのコオリッポと、しろくまがモチーフのクマシュンが選ばれたのだと思います。
雪の中で行われる人気イベント「ペンギンの行進」をイメージしたデザインになっているのかもしれません。

旭川は北海道の代表的な“寒さ”“豪雪”地域で、こおりタイプのポケモンが雪景色にマッチしています。
東川町/複合交流施設せんとぴゅあ(ディアルガ・アローラロコン)


北海道のほぼ中央に位置する東川町は、道内最高峰・旭岳の麓に広がる“写真の町”。
澄んだ地下水を暮らしに利用できる自然豊かな環境で、カフェやクラフトショップが点在するおしゃれな雰囲気も魅力です。
ポケふたは、町の中心にある複合交流施設せんとぴゅあに設置されています。


こちらのポケふたのキャラクターは、シンオウ地方の伝説ポケモン・ディアルガと、アローラロコンの2匹です。
旭岳を主峰とする大雪火山群を背景に、力強いディアルガが描かれています。
旭川エリアがモデルとされるゲームの中のハクタイシティは『歴史のある街』とされ、時空にまつわる伝説のポケモンの像が立てられている場所です。
そのような理由からディアルガが選ばれたのでしょうか。



東川はディアルガとアローラロコン、そして知床のある斜里町にはパルキアとロコンが描かれており、向かい合うようなデザインになっています。
美瑛町/ホテルラヴニール(ヒスイヴォーグル・アローラロコン)


北海道のほぼ中央に位置する美瑛町は、なだらかな丘陵地帯がどこまでも続く“丘のまち”。
季節ごとに色を変える畑や花畑が広がり、その美しい景観は“日本で最も美しい村”にも選ばれています。
ポケふたは、美瑛駅のすぐ近くにあるホテルラヴニール前に設置されています。


こちらのポケふたのキャラクターは、ヒスイ地方のヒスイウォーグルと、アローラロコンの2匹です。
背景には、Appleの壁紙にも採用され、いまでは国内外で知られるようになった“青い池”が描かれています。
ヒスイウォーグルは冬季になると北方から飛来し、湖水に衝撃波を放って獲物を捕らえるとされるポケモン。
そのため、青い池の上を飛ぶ姿が描かれているのかもしれません。



ちなみに、見た目は北海道に生息するオオワシがモデルと言われています。
上富良野町/日の出公園(エネコロロ・アローラロコン)


北海道の中央に位置する上富良野町は、十勝岳連峰を望む雄大な自然と、四季折々の美しい景色が魅力のまち。
ポケふたは、町のシンボル的存在である日の出公園に設置されています。
公園の展望台からはラベンダー畑や富良野盆地を一望でき、夏には紫色に染まる絶景が広がります。


こちらのポケふたのキャラクターは、ホウエン地方のエネコロロとアローラロコンの2匹です。
上富良野には「かんのファーム」や「フラワーランドかみふらの」など花畑スポットが多く、それらをイメージした背景が描かれています。
手前には富良野を象徴するラベンダーが咲き、ラベンダー色のエネコロロにお花の飾りがあしらわれた可愛らしいデザインになっています。



ゲームの中に登場する花畑の町・ソノオタウンは、富良野や美瑛がモデルとも言われています。
※地図上では滝川あたりになります
比布町/JR比布駅前(ポッチャマ・アローラロコン)


“スキーといちごの町”として知られる比布町(ぴっぷちょう)は、初夏のいちご狩りや冬のスキーなど、季節ごとの楽しみが満載のまちです。
道産米の最高峰『ゆめぴりか』の誕生地としても有名で、大雪山連峰を一望できる景観の美しさも魅力です。
ポケふたは、JR比布駅前に設置されています。
駅は町の中心にあり、ぴっぷスキー場や道の駅などへのアクセスも便利で、電車旅の途中で立ち寄るにもぴったりの場所です。


こちらのポケふたのキャラクターは、シンオウ地方のポッチャマとアローラロコンの2匹です。
寒さに強いポッチャマとアローラロコンが、雪山を背景に雪だるまを作っているような、冬らしいあたたかみのあるデザインです。



「比布(ぴっぷ)」という名前を聞いて“ピップエレキバン”を思い出しましたが、実際に1980年にCMの撮影地として使われたことがあるそうです。
※ピップ株式会社の本社は大阪市です
旭川・美瑛エリアポケふたの回り方


旭川・美瑛エリアのポケふたは、旭川空港を中心に南北に設置されています。
旭川空港を起点にして、一番近い東川町、次に旭川市や比布町、南下して上富良野町、空港に戻りながら美瑛町に寄るのがオススメです。
旭川・美瑛エリアのポケふたオススメの回り方
- 東川町/複合交流施設せんとぴゅあ(ディアルガ・アローラロコン)
- 旭川市/道の駅あさひかわ(コオリッポ・アローラロコン・クマシュン)
- 比布町/JR比布駅前(ポッチャマ・アローラロコン)
- 上富良野町/日の出公園(エネコロロ・アローラロコン)
- 美瑛町/ホテルラヴニール(ヒスイヴォーグル・アローラロコン)
Googleマップによると、このルートだと車で約2時間30分でした。(ポケふたの移動のみ)
ぜひ参考にしてみてください。
今回は、旭川・美瑛エリアのポケふたについてご紹介しました。
ぜひ、ポケふた巡りで新たな街の魅力を見つけてみてください。







