徐々に日本でもポピュラーになりつつある、クリスマスのお菓子シュトレンとパネトーネ。
今回はカルディで発売されている、ミニシュトレン2種とミニサイズのパネトーネ2種をそれぞれ食べ比べしてみました。
クリスマスシーズンのカルディはワクワクがいっぱい
クリスマスシーズンに入り、カルディの店頭ではクリスマス限定のコーヒーやアドベントカレンダー、グリューワインなどクリスマスを彩る商品が数多く並んでいます。
特に注目したいのが、海外で食べられているクリスマスの伝統菓子。
カルディで販売されているのは、ドイツのシュトレンやレープクーヘン、イタリアのパネトーネ、イギリスのミンスミートタルトやクリスマスプディングなど。
日本にいながらヨーロッパ伝統のクリスマスの味を楽しむことができ、見ているだけでもワクワクしてきます。
ミニシュトレンを食べ比べ
店内には、500gや750gなど大きめのシュトレンもありますが、今回選んだのは200gの小ぶりのシュトレンを選んでみました。
ドライフルーツやナッツやなどを生地に入れて焼き上げたドイツのパン菓子。
クリスマスを待つ4週間に少しずつ切って食べるのが伝統。
シュルンダー ミニマジパンシュトレン 200g
赤いパッケージが目印のこちらは、材料にレーズンやアーモンド、オレンジピールやレモンピール、マジパンが入っています。
サイズは約7cm×13cmで、1人なら数日描けてゆっくりと、パーティーなら3〜4人で楽しめるかなというサイズ感です。
生地自体の味より、ドライフルーツの存在感が大きく、芳醇な香りもあって大人っぽい雰囲気です。
アーモンドと砂糖、卵白などを混ぜて作るマジパンもしっかり入っていて(オレンジ色の部分)、お芋みたいなねっとりとした食感があります。
シュルンダー ミニアップルシュトレン 200g
緑のパッケージが目印のこちらは、レーズンやアーモンドの他、ドライアップルやシナモンが使われています。
こちらもサイズは約7cm×13cmで、1人でも数人でも楽しめるサイズになっています。
こちらの方が、ドライフルーツの存在感が強くない印象です。
シナモン感もそこまで強くなく、オレンジピールやレモンピールの代わりにドライアップルが入っているので、クセがなく食べやすい味になっています。
赤いパッケージのものに比べると、こちらの方があっさりしている気がします。
どっちがオススメ?
- 赤いパッケージのミニシュトレン
-
- より本格的な味わいを楽しみたい人
- 大人っぽい雰囲気の味が好きな人
- グリューワインに合わせて時間をかけて食べたい人
- 緑のパッケージのミニシュトレン
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- 始めてシュトレンを食べる人
- 海外の個性的な味が得意じゃない人
- 紅茶と合わせてライトに食べたい人
保存方法
パッケージによると、高温多湿を避け、冷暗所で保存とのことなので、私は食べやすいサイズ(1cm厚)にカットしてから、ラップに包みジップロックにいれて保存しています。
ミニパネトーネを食べ比べ
パネトーネは、今回買ったパネトーネの大きいサイズや、チョコやナッツがたっぷり入った1000gのものも販売されています。
生地には卵黄やはちみつ、オレンジやレモンの皮の砂糖漬け、レーズンなどが入ったイタリアのパン菓子。
時間をかけて何回も発酵させるのが特徴。
パオロ ラッザローニ パネトーネ 100g
赤いパッケージのこちらは、レーズンやオレンジピールがたっぷり入った伝統的な味。
サイズは約7cm×9cmで、マフィンより一回り大きいくらいのサイズで、1〜2人分といった感じです。
みっちりとしたシュトレンと違って、パネトーネは中に空気を含んだ生地になっています。
ふわふわの食感でドライフルーツやオレンジピールなどが効いているものの、クセが無く食べやすい味。
600Wのレンジで10〜20秒ほど温めるとよりふわふわに、トーストで温めるとサクふわになってより美味しく食べられます。
パオロ ラッザローニ パネトーネ(リモンチェッロクリーム)100g
黄色いパッケージのこちらは、生地の中にリモンチェッロのクリームが入っています。
リモンチェッロは、イタリア南部で生まれたレモンを使ったリキュールで、カルディでも販売されています。
こちらもサイズはだいたい同じで、1〜2人で食べれる大きさです。
中にはレーズンなどのフルーツがない分、ふわっとした生地の食感を存分に味わえます。
クリームのお酒感は鼻にふわっと抜ける程度であまり強くなく、しっかりと甘みがあります。
このクリームは、クリームだけで商品化してほしいくらいすごく美味しかったです!
どっちがオススメ?
- 赤いパッケージのパネトーネ
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- 伝統的な味を楽しみたい人
- ドライフルーツが好きな人
- 黄色のパッケージのパネトーネ
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- ふわふわ食感のパンが好きな人
- ドライフルーツが得意でない人
リモンチェッロの方は、カットした時『知ってるパネトーネと違う…』と思いましたが、クリームの美味しさと生地のふわふわ感にハマり、今回買ったものの中で一番気に入っています!
保存方法
保存する際は、食べやすい大きさにカットしたパネトーネをラップでくるんで、ジップロックに入れて冷暗所で保存するのがオススメです。
早めの購入がオススメ
今回ご紹介したシュトレンやパネトーネなどのクリスマス菓子は、『クリスマス前に買おう』と思っていると、その頃には売り切れていたりします。
昨年も12月に入ってからカルディへ行ったら、パオロ ラッザローニ パネトーネ 100gは売り切れていました。
シュトレンは2025年1月後半、パネトーネは2025年5月が賞味期限なので、気になる方は早めに購入することをオススメします。
今回はカルディのミニシュトレンとミニパネトーネをご紹介しました。
今年のクリスマスはぜひ、ヨーロッパの伝統菓子で海外の雰囲気を味わってみてください!