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ha-na
1987年3月生まれ。
船橋市在住、食べるの大好きな主婦です。
お菓子作りと写真、絵を描くことが趣味です。

知ればもっと楽しめる♪クリスマスマーケットの発祥やドイツのグルメ、お手軽グリューワインなどを紹介

目次

クリスマスマーケットとは?

ヨーロッパのクリスマスマーケットの様子

12月に入り本格的にクリスマスシーズンとなってきました!

クリスマスに向けてツリーを飾ったり、プレゼントを考えたり、イルミネーションイベントに足を運んだりと、キラキラワクワクする季節です。

そんなクリスマスの気分を高めてくれるのがクリスマスマーケット。

本場ドイツのクリスマスマーケットは、アドヴェント期間(クリスマスまでの4週間)にクリスマスに必要な品物が並ぶ市場で、クリスマスの時だけ飾る特別な飾りや、冬に備えた防寒具日持ちする食材なども売られています。

ヨーロッパのクリスマスマーケットの様子(観覧車など)

メリーゴーラウンドなどのアトラクションがあるマーケットもあり、華やかなイルミネーションも加わって、ドイツのクリスマシーズンは幻想的な雰囲気になっています。

近年では、日本でも各地でクリスマスマーケットが開催され、ヒュッテと呼ばれる小屋ではドイツ料理クリスマスのオーナメントなどの雑貨が売られます。

今回は本場のクリスマスマーケットに関するグルメ飾り日本のクリスマスマーケット、家で作れるグリューワインなどについてご紹介します。

画面右下の【目次】から、読みたい場所へ移動できます。

クリスマスマーケットはどこが発祥?

クリスマスマーケットのヒュッテ

クリスマスマーケットの発祥地は、ドイツ・オーストリアとされています。

最も古いクリスマスマーケットについては諸説あり、1434年に開催されたドレスデンが最古であるという説や、1393年に開催されたフランクフルトが最古であるという説、1310年のミュンヘン説や、オーストリアのウィーン説などさまざまです。

その後、ドイツを起点にヨーロッパ全体に広がり、さまざまな国や都市で独自のクリスマスマーケットが開催されるようになりました。

クリスマスマーケット=ドイツのイメージだったので、ウィーン説もあるとはびっくり!

ドイツでは、ドレスデンやフランクフルト、ミュンヘンの他、ニュルンベルク、ベルリンなどなど、大きな都市だけでも2500ものクリスマスマーケットが開催されているそうです。

 

日本で有名なクリスマスマーケット

※写真は過去に開催されたときのものを含みます

ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo(札幌)

1981年から札幌で開催されているホワイトイルミネーションの2丁目会場で開催されているのがミュンヘン・クリスマス市 in Sapporoです。

ドイツ・ミュンヘンの姉妹都市提携がきっかけになり、2002年から毎年開催されるクリスマスマーケットで、ドイツの料理や雑貨の販売サンタクロースグリーティングなどの特別企画もあります。

開催期間

2023年11月22日(水)〜12月25日(月)

営業時間

11:00〜21:00

入場料

無料

六本木

今年で17年目を迎える六本木のクリスマスマーケット。

目玉は、ドイツ・ローテンブルクのクリスマス用品の専門店である“ケーテ・ウォルファルト”です。

ケーテ・ウォルファルトは、くるみ割り人形オーナメントなど、1年中クリスマスグッズを買うことができます。

クリスマスマーケットではクラシカルな雰囲気のオーナメントや飾りが並んでいます。

開催期間

2023年11月25日(土)〜12月25日(月)

営業時間

11:00〜21:00

入場料

無料

日比谷

2015年から開催されてきた東京クリスマスマーケット。

今年は会場を明治神宮外苑に移して、最大級の規模で開催されています。
(日比谷公園リニューアルのため)

詳しい紹介はこちらの記事をご覧ください。

開催期間

2023年11月23日(木)〜12月25日(月)

営業時間

11:00〜21:30

入場料

[11/23〜12/22]
大人(中学生以上) 
平日1,000円/土日祝1,500円
小人(小学生) 500円

[12/23〜12/25]
大人(中学生以上) 2,000円
小人(小学生) 1,000円

東京スカイツリー

昨年開業10周年を迎えた東京スカイツリータウン。

コロナの影響で開催されていなかったクリスマスマーケットが昨年3年ぶりに復活しました。

今年は日本最大級のシュトーレンが登場

職人が3ヶ月もの期間をかけて作り上げたというシュトーレンは2mという大きさで、切り分けられたシュトーレンは購入することができます。

開催期間

2023年11月9日(木)〜12月25日(月)

営業時間

11:00〜22:00

入場料

無料

横浜赤レンガ

今年で14年目を迎える、横浜赤レンガで開催されるクリスマスマーケット。

会場には高さ10mの本物のもみの木のツリーが登場し、クリスマスの装飾が施された個室スペースの貸切利用(プレミアムラウンジ)も行っているそうです。

みなとみらいの夜景と一緒にクリスマスマーケットを楽しむことができます。

開催期間

2023年11月24日(金)〜12月25日(月)

営業時間

11:00〜22:00

入場料

500円(小学生以下は無料)

名古屋

今年で9回目の開催となる名古屋クリスマスマーケット。

会場中央にはクラシックなもみの木のクリスマスツリーがあり、ツリーの前にはリュージュ(そり)もありフォトスポットになっています。

クリスマスの装飾を施したリュージュで、土日・25日はサンタクロースと一緒に記念撮影することもできます。

開催期間

2023年11月9日(土)〜12月25日(月)

営業時間

(平日)16:00~21:00
(土日・25日)11:00〜21:00

入場料

無料

大阪

大阪・梅田スカイビルで開催されているクリスマスマーケットは、初開催が2002年と日本でのクリスマスマーケットの先駆けと言われています。

世界最大級のクリスマスツリー”として長年冬の風物詩として親しまれてきたツリーが今年からリニューアル!

高さ25m・約13万球のLED電球がツリーを彩り、多彩な色の変化を楽しめる国内最大級のLEDマッピングツリーとなっています。

開催期間

2023年12月1日(金)〜12月25日(月)

営業時間

(ツリー点灯)12:00~23:00
(音と光のショータイム)17:00〜22:00
(出店)12:00〜22:00

入場料

無料

福岡

今年で11年目を迎えた福岡クリスマスマーケット。

過去10年で博多天神中洲と会場を増やし、今年はさらに天神中央公園貴賓館前広場福岡大名ガーデンシティにも会場を拡大され、名称も今年から“クリスマスアドベント”となりました。

クリスマスムードを盛り上げるお料理や雑貨のお店は、全会場合わせると約120店舗にもなるそう!

開催期間

2023年11月6日(月)〜1月8日(月・祝)
※開催期間・営業時間は会場によって異なるため、公式サイトからご確認ください

入場料

無料

クリスマスマーケットの定番グルメ

2個のマグカップ

クリスマスマーケットでは身体を温める料理ドリンクが集まっています。

ここではクリスマスマーケットのグルメについてご紹介します。

本場ドイツの定番グルメ

本場のクリスマスマーケットでは、定番のソーセージから、日本では聞いたことがない名前の伝統的なお料理もあります。

Glühwein(グリューワイン)

ブーツ型のグリューワインのカップ

グリューワインは、クリスマスマーケットには欠かせないホットワインです。

赤ワインシナモンクローブオレンジの皮などをのスパイスを加えているため、飲むと身体がぽかぽかと暖かくなります。

赤ワインで作るのが一般的ですが、最近では白ワインのグリューワインもあります。

他には焼きリンゴが入ったBratapfel(ブラートアプフェル)、いちごとバニラの風味のErdbeer-Vanille(エルトベーア・ヴァニレ)、ノンアルコールのKinderpunsch(キンダープンシュ)などのグリューワインがあります。
※kinderはドイツ語で『子ども』のこと

グリューワイン用のマグカップは、街によってデザインが違っていて毎年デザインが変わるためコレクションする人もいるそうです。

ブログ後半に、家で楽しめるグリューワインの作り方を紹介しています。

heiße Schokolade(ハイセ・ショコラーデ)

ホットココア

ハイセ・ショコラーデはホットココアのことで、冷えた身体を温めてくれます。

ドイツでは生クリームが乗ったものが多いそうで、注文すると『Mit Sahne(ミットザーネ)?※ホイップ付きの意味』とよく聞かれるそうです。

ちなみに、ラムが入ったココアは“Lumumba(ルムンバ)“と言います。

Bratwurst(ブラートブルスト)

ソーセージを焼く様子

ブラートブルストは炭火で焼いたソーセージで、クリスマスマーケットでよく見られます。

香ばしくてジューシーな味わいが特徴で、小型のパンに挟んで食べるのが一般的。

有名なのはニュルンベルクの『ニュルンベルガー・ブラートブルスト』です。

伝統的にブナの木炭で焼かれるこのソーセージは、約8cmと小ぶりでマジョラムが効いています。

あつあつで美味しいソーセージは、寒い外での散策にぴったりの食べ物です。

Flammkuchen(フラムクーヘン)

フラムクーヘン

フラムクーヘンは薄い生地サワークリームを塗った薄焼きピザのような料理で、玉ねぎベーコンなどを乗せるのが一般的です。

ピザとの違いは、トマトやチーズが入らないことです。

Flamm(フラム)Kuchen(クーヘン)ケーキの意味がありますが、基本的には甘くなく、パリッとした軽い食感でビールやワインと良く合います。

Reibekuchen(ライべクーヘン)

ライべクーヘン

ライべクーヘンは、すりおろしたじゃがいもを揚げたパンケーキのような料理です。

“ポテト”と聞くと、しょっぱい調味料を合わせるイメージですが、添えられているのは甘いりんごのムース

意外な組み合わせですが、この組み合わせがドイツ流なんだそうです。

Currywurst(カリーブルスト)

カリーブルスト

カリーブルストは、焼いたソーセージカレー粉ケチャップをかけたシンプルな料理ですが、ドイツでは人気のB級グルメです。

発祥は首都のベルリンと言われていて、カリーブルストミュージアムという博物館もありました。
(2018年に閉館)

日本のクリスマスマーケットでもよく見かけるメニューです。

Pommes(ポメス)

ポメス

カリッと揚がったフライドポテトを、ドイツではポメスと呼ばれます。

じゃがいもはドイツでは主食と言われていて、ポメスもよく食べられています。

専門店にはいろんなソースがありますが、定番はケチャップとマヨネーズです。

Raclette(ラクレット)

ラクレット

大きなチーズを熱して、溶けたチーズバゲットなどの食材と一緒に楽しむラクレット。

日本でも人気がありますが、ドイツのクリスマスマーケットでも人気のようです。

日本のクリスマスマーケットでも見かけますが、寒いとチーズがすぐに固まってしまうので、買ったらすぐに食べるのがおすすめです!

Spätzle(シュペッツレ)

ケーゼシュペッツレ

シュペッツレはドイツでポピュラーなパスタのような卵麺です。

シュヴァーベン地方の郷土料理で、コシがあるパスタに比べると柔らかい食感です。

チーズを使ったものはケーゼシュペッツレと呼ばれ、日本で言うマカロニグラタンのような料理で、クリスマスマーケットでも見ることができます。

Lebkuchen(レープクーヘン)

レープクーヘン

ドイツのクリスマスには欠かせない定番のお菓子であるレープクーヘン。

ナッツやシナモンなどのスパイスを練り込んで作り、重量感のあるクッキーになっています。

ドイツではレープクーヘンにデコレーションを施しクリスマスツリーに飾る風習もあり、クリスマスマーケットで見かけるハート型などの可愛いレープクーヘンは家に飾る装飾用として売られているそうです。

Stollen(シュトーレン)

シュトーレン

シュトーレン(シュトレン)はナッツやドライフルーツが入ったドイツの伝統菓子です。

『ドイツのクリスマスケーキ』と紹介されることもありますが、発酵させたパン生地を使用していて、食感もパンに近いです。

シュトーレンが生まれたドレスデンでは“シュトレン祭り”があり、重さが3トンもある巨大シュトレンが登場するそうです。

日本のクリスマスマーケットでよく見るグルメ

ソーセージの盛り合わせ

ソーセージの盛り合わせ

日本のクリスマスマーケットでよく見られるソーセージの盛り合わせ

日本のソーセージとはちょっと違う味わいのソーセージを数種類楽しめるので、クリスマスマーケット人気のメニューとなっています。

トッピングとしてチーズをプラスできるお店も多いです。

Steak(ステーキ)

ステーキとポテト

クリスマスマーケットで、ソーセージの次によく見かける肉料理がステーキです。

豪華でボリュームがある牛ステーキは、クリスマスマーケットの特別な雰囲気を味合うのにピッタリの料理です。

ドイツの屋台では、牛ではなく豚肉のステーキが多く、パンに挟んで食べるそうです。

Weißwurst(ヴァイスブルスト)

ヴァイスブルストとパン

白い見た目のヴァイスブルストはドイツ・バイエルン州の伝統的なソーセージで、日本のクリスマスマーケットで見かけることがあります。
(私はこれが大好きで梅田のクリスマスマーケットで毎回食べていました)

本場ドイツでは朝食と昼食の間のスナックとして食べるのが伝統的なため、本場のクリスマスマーケットでは登場しないかもしれません。

ジャーマンポテト

ジャーマンポテト

ビールとの相性がいいジャーマンポテトは有名なドイツ料理として、日本のクリスマスマーケットでも度々見かけます。

でも実はドイツでは『ジャーマンポテト』という名前の料理はなく、“焼くじゃがいも”という意味がある『Bratkartoffeln(ブラートカトフェルン)』が日本で言うジャーマンポテトにあたります。

ボリュームがあるので、お腹が空いている時やシェアする時におすすめです。

Sauerkraut(ザワークラウト)

ザワークラウト

ザワークラウトはキャベツの塩漬けで、ドイツ料理には欠かせない存在です。

日本のクリスマスマーケットでも、ソーセージなどの付け合せとして見かけることが多く、こってりした料理の合間に食べるのにピッタリの料理です。

プレッツェル

プレッツェル

ドイツのパンとして有名なプレッツェルも、クリスマスマーケットで買うことができます。

ドイツでは1年中売られているプレッツェルですが、クリスマスマーケットでも屋台があり、チーズのかかったものやチョコレートがかかったものなどが売られています。

日本のクリスマスマーケットでは、プレーン・チーズ・バターの3種類をよく見かけます。

チュロス

チュロス

日本のクリスマスマーケットでよく見かけるスイーツがチュロスです。

シナモンやチョコなどのチュロスが多く、片手で食べれる細長い形状は食べ歩きにぴったりです。

ちなみにドイツのクリスマスマーケットでは、丸いミニドーナツクレープワッフルなどのスイーツの屋台があるそうです。

 

クリスマスマーケットにまつわる言葉10選

ヒュッテ (Hütte)
東京クリスマスマーケットのヒュッテ

ヒュッテは、クリスマスマーケットで見られる小さな屋台や小屋を指します。

これらのヒュッテでは、クリスマス関連の商品飲食物が販売されます。

クリッペ (Krippe)
梅田クリスマスマーケットで飾られていたクリッペ

クリッペは、キリスト降誕の場面を人形で表現したもので、イエス・キリストとマリア、ヨセフ、羊飼い、家畜たちが並びます。

クリスマスの伝統的な装飾品で、クリスマスマーケットでは大型のジオラマを見ることもできます。

クリストキント (Christkind)
クリストキントのイラスト

クリストキントは、子どもの姿のイエス・キリストのこと。

時代とともに変化を遂げ、現在では金色の巻き髪金色の衣装を身にまとい、頭には冠を載せた天使の姿(女性)をしています。

ドイツ・ニュルンベルクなどでは、サンタクロースではなくクリストキントがプレゼントを持ってきてくれるという風習があり、子どもたちの憧れの存在なんだそう。

くるみ割り人形 (Nussknacker)
くるみ割り人形が並んでいる様子

くるみ割り人形はクリスマスを代表する装飾品で、木工品で有名なザイフェンの特産品。

背中のレバーで人形の口を動かし胡桃の殻を割る人形ですが、屋台で売られているものは飾り用で、日常的に使うことはないのだとか。

人形は王様兵隊の姿をしていますが、『胡桃を割らせる=苦しい思いをさせる』という意味があり、庶民の鬱憤晴らしの意味もあったそうです。

クリスマスピラミッド (Weihnachtspyramide)
クリスマスピラミッド

クリスマスピラミッドは、クリスマスツリーの原型になったとも言われる飾りで、ろうそくに火を灯すと熱が上に上がり、頂上のプロペラが回る仕掛けになっています。

家の中に飾る小型のものと、広場に飾る大型のものがあり、東京クリスマスマーケットでは14mの大きさのクリスマスピラミッドを見ることができます。

木のオーナメント (Baumbehang)
木製のオーナメント

木のオーナメントはクリスマスツリーに飾るための飾りで、クリスマスマーケットで売られています。
(写真は日本のクリスマスマーケットで購入したもの)

カラフルな色がついたものもありますが、木工品で有名なエルツ山脈地方では、木の色を活かしたナチュラルなオーナメントが中心です。

ガラスのオーナメント (Glas-Baumschmuck)
ガラスのオーナメント

ドイツのガラス職人の村である“ラウシャ”は、ガラスのオーナメントや繊細で美しい吹きガラスで有名です。

絵が描かれたガラスボールや、サンタクロース天使植物など様々なオーナメントがあります。

スモーク人形 (Räuchermann)
ケーテ・ウォルファルトの煙出し人形

スモーク人形は、人形の中に専用のお香を入れて、香りを楽しむことができます。

パイプを持った人形が多く、口から煙が出る様子はまるで本当にパイプをくゆらせているように見えます。

ヘルンフートの星
東京クリスマスマーケットのヘルンフートの星

クリスマスマーケットに飾られるヘルンフートの星。

基本は17つの四角錐と8つの三角錐のパーツで作られていて、伝統的なものは赤と白を組み合わせたものです。

イエスの誕生を知らせたベツレヘムの星を表しているとも言われています。

 アドベントカレンダー (Adventskalender)
モロゾフのアドベントカレンダー

アドベントカレンダーは、12月1日からクリスマスまでの日数を数えるために使われるカレンダーで、各日に小さな扉があり、その中にチョコレート小さなプレゼントが隠されています。

アドベントとは?

アドベントはラテン語で『到来』を意味する言葉が元になっていて、4回の日曜日を含むクリスマスまでの4週間のこと。

第1アドベントから第4アドベントまで、毎週日曜日に1本ろうそくを灯していき、4本全てに火が灯るとクリスマスがやってきます。

その時に使う、4本のろうそくが立ったリースのことをAdventskranz(アドベントクランツ)といいます。

家で作れるグリューワイン

クリスマスマーケットに欠かせないグリューワイン

クリスマスマーケットに出向かないと飲めないかと言うと、そんなことはありません。

ワインスパイス砂糖やハチミツなどがあれば家でも簡単に本場のようなグリューワインを楽しむことができます。

スパイスは主にクローブシナモンスターアニス(八角)を使用しますが、『買っても使い切らないかも…』と不安な方には、ティーバッグタイプがオススメです。

ポンパドール(グリュー)

我が家は毎年、ポンパドールのグリューを使っていますが、こちらはバッグの中にオレンジピール・シナモン・クローブが入っているので、赤ワインと一緒に火にかけるだけで完成します。

余ったティーバッグはノンカフェインのハーブティーとしても楽しむことができます。

グリューワインの作り方

材料

甘熟ぶどうのおいしいワインとポンパドールグリューのティーバッグ
  • ポンパドール(グリュー)  2パック
    ※1パックでもOK
  • お好きな赤ワイン 500ml
    ※白ワインでもOK
  • お砂糖かハチミツ(お好みで)

私はお酒が強くないので、キリンの甘熟ぶどうのおいしいワインがお気に入りです。

このワインならお砂糖やハチミツを入れなくても十分甘く、アルコールが得意でない方でも飲みやすくなっています。

手順

STEP
鍋に赤ワイン(500ml)を入れ、グリューティーバッグ2個とお好みで砂糖を入れ、蓋をして火にかけます。
鍋に赤ワインとティーバッグを入れ火にかける

※パックの持ち手部分に火が当たらないようご注意ください!
(私はハサミで切り落とします)

STEP
②沸騰手前で火からおろし、そのまま5分蒸らして出来上がり
沸騰手前で火からおろして5分蒸らす
出来上がったグリューワイン

そのままでももちろん美味しいですが、今回はおしゃれな写真で見るようなグリューワインに憧れて、シナモンスティックスターアニスクローブも入れてみました。

ここにオレンジが加わるとより華やかな見た目になります。

クローブ・スターアニス・シナモンスティック

スパイスはカルディで150〜250円程度で購入できます。

アルコールが苦手な方やお子さんには、同量のグレープジュース(果汁100%のウェルチがオススメ)を使うとノンアルコールのグリューワインが作れます。

グリューワインを作って、クリスマスの雰囲気を楽しんでみてください♪

まとめ

今回はクリスマスマーケットについてご紹介しました。

この記事のまとめ
  • クリスマスマーケットは本来はクリスマスに必要なものを買う期間限定の市場
  • 発祥ドイツオーストリアで諸説ある
  • 日本でも2002年頃から開催されている
  • 本場ドイツでは定番のグリューワインをはじめ、ブラートブルストライべクーヘンなどの料理やドリンクを楽しめる
  • 日本ではステーキやチュロスの屋台もある
  • ニュルンベルクではサンタではなく、クリストキントがプレゼントを配る
  • くるみ割り人形が兵隊や王様なのは、庶民の鬱憤晴らしの意味もあった
  • グリューワインは、ワイン・スパイス・砂糖があれば簡単に作れる
    (ポンパドールのグリューを使えばもっと簡単)

クリスマスまであともう少し。

ぜひお近くのクリスマスマーケットへ行ったり、グリューワインや温かいドイツ料理などで、アドベント期間を楽しんでください♪

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