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ha-na
1987年3月生まれ。
船橋市在住、食べるの大好きな主婦です。
お菓子作りと写真、絵を描くことが趣味です。
ブリティッシュ・ベイクオフ シーズン5【マスタークラス:パン生地(上級編)】

ブリティッシュ・ベイクオフ シーズン5【マスタークラス:パン生地(上級編)】

目次

マスタークラスとは?

イギリスの人気番組『ブリティッシュ・ベイクオフ』には、コンテスト本編の後に放送される特別企画「マスタークラス」があります。

このマスタークラスでは、厳しい審査で知られるメアリー・ベリーポール・ハリウッドが、コンテストで出題された課題のお菓子を自ら作りながら、その極意をわかりやすく解説してくれます

今回は、そんなマスタークラスで紹介された3つのお菓子についてご紹介します。

ポールのチェリーとチョコレートの大型パン

チェリーとチョコレートの大型パン

チェリーの酸味がチョコレートの深い味わいを引き立てる、ポール考案の大型パン。

ポールも昔から大好きなパンなのだそうです。

材料

  • 強力粉 500g + 追加用 40~50g
  • インスタントドライイースト 10g
  • 塩 10g
  • オリーブオイル 30g
  • 冷たい水 320ml
  • 瓶入りブラックチェリー 390g(水切り済み)
  • ホワイトチョコチップ 100g
  • ダークチョコチップ 100g

作り方

  1. 強力粉、イースト、塩をボウルに入れ、イーストと塩は離して配置する
  2. オリーブオイルを加え、スタンドミキサーで混ぜる
  3. 冷水を少しずつ加えて混ぜ、グルテンを形成させる
  4. 水分を切ったブラックチェリーを加える
  5. 2種類のチョコチップを加えて再度ミキサーで混ぜる
  6. チェリーから出た水分を吸わせるため、小麦粉40~50gを追加する
  7. 打ち粉をした台に出し、あまりこねずに球状にまとめる
  8. ボウルに入れラップをかけて室温で1時間半発酵させる
  9. 生地を半分にカットし、それぞれを長方形に伸ばして奥から巻き、棒状にする
  10. 拳で押さえて空気を抜き、80cmほどに伸ばす
  11. 2本の生地を十字に交差させて編み込みを作る
    ※生地の最後は下に折り込む
  12. 天板にのせ、室温で1時間半以上発酵させる
    ※指で押した跡が残らなければ焼いていい状態
  13. 200℃のコンベクションオーブンで20分、その後180℃で20~25分焼く

感想

ポール「具が全体に行き渡ってる。パンの風味が豊かだから少しのバターだけでいい。」

メアリー「いい組み合わせ。表面がカリカリね。陽光の中に座ってワインを飲みながら食べたい。おいしいわ。」

ポールのポティツァ

ポティツァ

東欧の祝祭用パンという珍しいお菓子。

くるみとチョコのペーストを巻き込んだ複雑な構造が特徴です。

材料

生地

  • 強力粉 300g
  • 上白糖 40g
  • インスタントドライイースト 10g
  • 塩 7g
  • 全卵 1個
  • バニラシード 1/2本分
  • 溶かしバター 30g
  • 牛乳 150ml

フィリング

  • くるみ 280g
  • 上白糖 100g
  • バニラシード 1/2本分
  • ココアパウダー 大さじ2
  • 卵黄 1個
  • 牛乳 大さじ4
  • 溶かしバター 60g

アイシング

  • 粉砂糖 200g
  • 水 30ml

作り方

  1. 【生地作り】
    強力粉、上白糖、イースト、塩をミキサーで混ぜる
  2. 全卵、バニラシード、溶かしバター、牛乳を混ぜた液を加える
  3. 生地がまとまったら5~8分混ぜる
  4. 打ち粉をした台に出して丸め、ボウルに入れラップをして1時間発酵させる
  5. フィリング作り
    くるみ、上白糖、バニラシード、ココアパウダーをフードプロセッサーで砕く
    ※砂状になる前に止める
  6. 卵黄、牛乳、溶かしバターを混ぜ合わせる
  7. 砕いたくるみ類(⑤)と卵液(⑥)を混ぜ合わせる
  8. 成形・焼成】
    発酵した生地を横80~100cm、縦30~40cmくらいの横長に伸ばす
  9. 溶かしバターを全体に塗る
  10. フィリングを生地の上に載せて、パレットナイフで広げる
    ポール「10分かけて根気強く広げて欲しい」
  11. 上側を軽く折り込み、上から下に向かって丸めて棒状にする
  12. バターを塗った型に、生地の先端を底に入れて回しながら重ねていく
  13. 袋に入れて約1時間発酵させる
  14. 溶き卵を塗り、160℃のコンベクションオーブンで15分焼く
  15. 130℃に下げて45分焼く
  16. 粉砂糖を水で溶いたアイシングを上にかける

感想

ポール「アイシングがいい具合だ。渦巻きがしっかりくっついてる。パン作りの腕を上げたいならこれを作るべきだ。」

メアリー「おいしいわ。アイシングが効いてる。」

ポールのチョコレートとラズベリーのドーナツ

チョコレートとラズベリーのドーナツ

ブリオッシュ生地を使った贅沢なドーナツ。

砂糖をまぶしたラズベリードーナツチョコたっぷりのドーナツを作ります。

材料

  • 強力粉 250g
  • 塩 4g
  • インスタントドライイースト 5g
  • 上白糖 25g
  • 全卵 2個
  • 牛乳 70ml
  • バター 125g
  • ラズベリー(生) 適量
  • チョコレート(角をカット) 9個
  • 溶かしたチョコレート(デコレーション用)
  • ホワイトチョコレート(デコレーション用)
  • グラニュー糖(まぶし用)
  • 揚げ油 適量

作り方

  1. 強力粉、塩、イースト、上白糖、全卵をスタンドミキサーで混ぜる
  2. まとまり始めたら牛乳を加える
  3. ツヤが出るまで最長8分間混ぜる
  4. バターを加えて混ぜ込む
  5. 小麦粉を振った容器に生地を入れ、8時間冷やす(冷蔵庫)
    ポール「生地は柔らかいから冷やしてバターを固くする。8時間冷やす間に発酵も進んで少し膨らむ」
  6. 生地に打ち粉をして、棒状に丸めて6分割し、さらに3分割して18個にする
  7. ラズベリー】
    生地にくぼみを作ってラズベリーを包み、小麦粉をまぶして球状にする(9個)
  8. 【チョコ】
    角をカットしたチョコを同様に包む(9個)
  9. 袋に入れて室温で20分発酵させる
  10. 170℃の油で片面3分ずつ揚げる
  11. 【チョコ】
    15分冷ました後、溶かしたチョコとホワイトチョコでデコレーションする
  12. 【ラズベリー】
    揚げた後に砂糖をまぶす

感想

メアリー「このドーナツは大きすぎないのがいいわ。角が丸いチョコが入ってる。とてもいいアイデア。ラズベリーもいただくわね。生のラズベリーを入れるのは独創的ね。」

ポール「イチゴだっていいし別のチョコを入れてもいい。」

まとめ

今回は、第8週パン生地(上級編)の回で登場したお菓子の作り方をまとめてみました。

大型パンでは、

油を加えるのは内相を柔らかく保つためなんだ

ポティツァでは、

「生地の片側の端を指で押さえて台に留めておくと、生地を巻く時にやりやすくなる」

ドーナツでは、

「ブリオッシュを揚げるとドーナツみたいになる。だがバターが多い分より味わい深い

など、具体的なコツやポイントを学ぶことができました。

ご家庭でもぜひ挑戦してみてください!

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