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マスタークラスとは?
イギリスの人気番組『ブリティッシュ・ベイクオフ』には、コンテスト本編の後に放送される特別企画「マスタークラス」があります。


このマスタークラスでは、厳しい審査で知られるメアリー・ベリーとポール・ハリウッドが、コンテストで出題された課題のお菓子を自ら作りながら、その極意をわかりやすく解説してくれます。
今回は、そんなマスタークラスで紹介されたお菓子についてご紹介します。
パイとタルトの週でしたが、今回はタルトのみ紹介されていました。
本編はこちら


ブリティッシュ・ベイクオフ シーズン5【5週目:パイとタルト】 | はなキッチン
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メアリーのチョコレートオレンジタルト

薄いタルト生地に渦巻き模様のチョコレートフィリングが美しい、メアリー自慢のタルトです。
オレンジ風味のホワイトチョコも入っており、「オーブンから出す時にチョコが揺れてるくらいに仕上げる」のがポイントだそうです。
材料
タルト生地
- 中力粉:100g
- 無塩バター:50g(角切り)
- 粉砂糖:50g
- 卵黄:1個
- 水:大さじ1
チョコレートフィリング
- バター:75g
- チョコレート:115g
- 中力粉:55g
- 未精製の砂糖:115g(上白糖でも可)
- 全卵:4個
ホワイトチョコフィリング
- ホワイトチョコレート:50g
- バター:25g
- オレンジの皮(すりおろし):1個分
- 上白糖:35g
- 中力粉:25g
- 卵黄:2個
作り方
- 【タルト生地】
中力粉、角切りバター、粉砂糖を、フードプロセッサーで細かいパン粉状になるまで混ぜる - 卵黄と水を混ぜて加え、まとまる程度まで混ぜる
- 打ち粉をした台で少し捏ね、ラップで包んで冷蔵庫で30分休ませる
- 打ち粉をした台に出し、麺棒でタルト型より一回り大きく伸ばす
- 生地の下にタルト型の底板を入れ、端をたたんで型に移し、側面もしっかり密着させる
- 余分な生地を麺棒で落とし、底に小さな穴を開ける
- 冷蔵庫で15分冷やす
- アルミホイルやクッキングペーパーを敷いてタルトストーンを乗せ、180℃で10分空焼きする
※番組内でメアリーはラップを敷いて重しを乗せていました(「ラップを使ってみたら溶けなかった」とのこと) - 重しを取り除き、さらに5〜7分焼く
- 【チョコレートフィリング】
バターとチョコレートを湯煎で溶かす - 中力粉と未精製の砂糖を加えてよく混ぜる
- 溶いた全卵を少しずつ加える
- 【ホワイトチョコフィリング】
ホワイトチョコとバターを湯煎で溶かす - オレンジの皮、上白糖、中力粉を混ぜ、卵黄2個を加えて混ぜる
- 【生地にフィリングを入れる】
空焼きしたタルトにチョコレートフィリングを入れる - ホワイトチョコフィリングを絞り袋で渦巻き状に絞り出す
- つまようじで模様を作る
- 180℃のオーブンで10分焼く
感想
メアリー「柔らかいけど絶妙に形を保ってる。タルト生地はとても薄い。甘くて濃厚だから切る時は少なめでいい」
ポール「とてもおいしいよ。さすがメアリーだ」
まとめ
今回は、第5週パイとタルトの回で登場したお菓子の作り方をご紹介しました。
今回ご紹介したタルトでは、
「冷蔵庫で冷やすことで焼き縮みを防げる」
「端が薄い黄金色になったら空焼き完了のサイン」
「焼き上がりは少し中が揺れるくらいが理想(予熱で火を通す)」
など、具体的なコツを学ぶことができました。
ご家庭でもぜひ挑戦してみてください!