イギリスのティータイムで親しまれている、ヴィクトリアサンドイッチケーキ。
バターを使ったスポンジケーキに、甘酸っぱいジャムを挟んだシンプルなお菓子です。
本場イギリスでは専用のケーキ型を使って作ることが多いのですが、今回は日本でも手に入りやすい15cmの丸型を使って作ってみました。
材料や作り方、失敗しないためのコツ、アレンジ方法をご紹介します。
ヴィクトリアサンドイッチケーキの材料
今回は15cmの丸型1台分を作ります。

- 卵 2個(今回は110g)
- バター 110g
- グラニュー糖 110g
- 薄力粉 110g
- ベーキングパウダー 小さじ1
- ラズベリージャム 適量※ストロベリージャムなどでもOK
- 仕上げ用のパウダーシュガー 適量
ヴィクトリアサンドイッチケーキは、卵・バター・砂糖・小麦粉をほぼ同量使うのが基本になります。
今回は卵の重さを基準にして、バター・グラニュー糖・薄力粉をそれぞれ110gにしました。
卵とバターは、あらかじめ室温に戻しておきます。
ヴィクトリアサンドイッチケーキの作り方





ご使用のオーブンにより、焼き時間が変わります。
竹串を刺して、生地がついてこなければOK。


ヴィクトリアサンドイッチケーキを上手に作るコツ

材料は室温に戻す
バターや卵が冷たいと、生地が分離しやすくなります。
室温に戻しておくと混ぜ合わせやすくなるので、作り始める少し前に冷蔵庫から出しておきましょう。
卵は少しずつ加える
溶き卵は一度に加えず、数回に分けて混ぜるのがポイントです。
バターと卵がなじみやすくなり、生地の分離を防ぎやすくなります。
粉類を加えたら練りすぎない
薄力粉を加えたあとは、ゴムベラでさっくりと混ぜ合わせます。
必要以上に練ると食感が重くなることがあるので、混ぜすぎには注意してください。
イギリスでは「オールインワン法」も定番
今回ご紹介したのは、バターと砂糖を混ぜてから卵や粉類を加えるシュガーバッター法です。
一方、イギリスでは「オールインワン法」という作り方も親しまれています。

これは材料を一度にボウルへ入れ、ハンドミキサーなどで混ぜ合わせる方法。
ケーキを作ったことがある人なら「え?それで大丈夫なの?」と思うかもしれません。
でも、イギリスではおなじみの作り方なんです。
材料を順番に加える手間がなく、短時間で生地を作れるのが魅力。
オールインワン法では、材料の温度や混ぜ方も仕上がりに影響するため、専用のレシピを参考にしてみてください。
おすすめのアレンジ
ヴィクトリアサンドイッチケーキはシンプルなケーキなので、挟むものを変えるだけでもさまざまな味わいを楽しめます。

- ジャムと一緒に生クリームやバタークリームを挟む
- ストロベリーやラズベリー以外のジャムを使う
- イチゴやブルーベリーなどのフルーツを加える
- レモンカードを挟む
- マフィン型でミニサイズに焼く
などなど。
甘酸っぱいジャムやクリームとの組み合わせも楽しみながら、お好みのアレンジを見つけてみてください。
ヴィクトリアサンドイッチケーキを食べてみた感想
実際に食べてみると、材料や作り方が似ているパウンドケーキよりも少し軽い食感に感じました。
バターをたっぷり使った生地なのに、食べたあともそれほど重たく感じないのが不思議です。
スポンジだけでもしっかりと甘さがありますが、ジャムの酸味が加わることでちょうどよいバランスになります。
シンプルなケーキだからこそ、挟むものによって印象が変わるのも面白いところです。
一番おすすめなのはラズベリージャム!
これまでストロベリーやいちじく、プルーンのジャム、レモンカードなど、いろいろな組み合わせを試してみました。
ストロベリージャムも美味しいのですが、個人的に一番おすすめなのはラズベリージャム!
ストロベリーとはまた違った甘酸っぱさがあり、バターの風味がある生地とよく合います。
レモンカードは酸味も甘みもしっかりしているので、また違った味わいが楽しめました。
クリームを挟むアレンジもおすすめ

ジャムと一緒に生クリームを挟むアレンジも、イギリスでは定番のアレンジとして人気です。
ただ、一般的なスポンジケーキよりもしっかりとした生地なので、フォークを入れるとスポンジに押されてクリームが横から出てきてしまうことも。
食べやすさではジャムだけのシンプルなスタイルがよいですが、より”ケーキ感“のあるクリームを加えたアレンジもおすすめです。
まとめ
今回は、15cmの丸型を使ってヴィクトリアサンドイッチケーキを作ってみました。
専用のサンドイッチティンがなくても、普段のお菓子作りに使う丸型で作ることができます。
シンプルな材料で作れるので、イギリスのお菓子に興味がある方にもおすすめです。
ヴィクトリアサンドイッチケーキの由来や歴史、パウンドケーキとの違いについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。



