オレンジチキンとは?
オレンジチキンはアメリカ風中華料理の一つで、鶏肉をぶつ切りにして衣をつけて揚げ、甘いオレンジ風味のソースを絡めた料理です。
揚げた鶏肉にオレンジピールを用いたソースをかけるのが伝統的な調理法ですが、近年ではオレンジピールを使わずに新鮮なオレンジや代用品を使用する場合もあります。
アメリカでは一般的な中華料理として広く親しまれており、ファーストフード店などでも提供される定番メニューです。
オレンジチキンの歴史
オレンジチキンは、中国湖南省の料理を起源としながらも、アメリカで独自に発展した中華料理です。
そのルーツは、中国の「陳皮鶏」と呼ばれる料理にありますが、アメリカでは「左宗棠鶏」の派生料理として認識されることが多いです。
オレンジチキンはアメリカの食文化に合わせて甘さや調理法が調整され、現地の中華料理店で定番化しました。
今では人気料理として多くの人々に親しまれています。
パンダエクスプレスのオレンジチキン
オレンジチキンが食べられる有名店といえば、アメリカ生まれのチャイニーズレストラン・PANDA EXPRESS(パンダエクスプレス)。
オレンジチキンはメニュー全体の販売数の3分の1を占めるとも言われる大人気メニューで、パンダエクスプレスの看板メニューになっています。
関東エリアでは、
- ラゾーナ川崎プラザ店
- 三井アウトレットパーク木更津店
- 横須賀海軍基地店
- 南町田グランベリーパーク店
- 渋谷ミヤシタパーク店
の5店舗があり、オレンジチキンをはじめとした人気料理を味わうことができます。
今回は、ラゾーナ川崎プラザ店でオレンジチキンを買ってみました。
こちらが人気No.1のオレンジチキンです。
パンダエクスプレスではボウルやプレートで、主食とおかずを選ぶスタイルですが、単品でお持ち帰りも可能です。
お持ち帰りは3種類のサイズがあります。
- Sサイズ ¥680
- Mサイズ ¥1,140
- Lサイズ ¥1,520
中には一口サイズのチキンが約15個入っています。
一口食べてみると…甘い!
甘めのタレがしっかりと絡んだチキンで、クセになる美味しさです。
オレンジチキンという名前ですが酸味はそこまで強くなく、所々唐辛子が入っているのでちょっとピリ辛でした。
お肉はジューシで柔らかというより歯ごたえがある印象で、食べごたえがあります。
- 甘み
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- 酸味
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- オレンジ感
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- コスパ
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- おすすめ度
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カルディのオレンジチキンの素で作ってみた
パンダエクスプレス以外でオレンジチキンが食べられないかと調べたところ、カルディでオレンジチキンの素を見つけました。
店内でハワイアンオレンジソースと紹介されていたこちらの商品は、ハワイの雰囲気があるカラフルなパッケージになっています。
タレはオレンジ色で、オレンジの酸味を強く感じました。
唐揚げにこのタレを絡めるだけで簡単にオレンジチキンを作ることができます。
作り方(1人前)
- 鶏もも肉 150g
- 片栗粉
- サラダ油 他
- 一口大に切った鶏肉に、塩、胡椒、醤油などで味付けし片栗粉をまぶし180℃の油で揚げてください
- 熱いうちにオレンジチキンの素とあわせて完成!
カルディのオレンジチキンの味は?
パンダエクスプレスのオレンジチキンが茶色だったのに比べて、こちらのオレンジチキンはきれいなオレンジ色になっています。
口にいれるとオレンジの酸味を強く感じました。
ソースに所々赤い点々がありますが、ちょっとピリ辛…かな?くらいの感じなので、辛いものが苦手な人でも食べられます。
お肉は150gと書いてありましたが、タレがたっぷりあるので200gくらいあっても大丈夫かなと思います。
(150gだと人によっては濃いと感じるかも…)
鶏もも肉と鶏むね肉と2種類のお肉で作りましたが、どちらも美味しくできました。
- 甘み
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- 酸味
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- オレンジ感
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- コスパ
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- おすすめ度
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食べ比べた感想
今回2種類のオレンジチキンを食べてみましたが、それぞれ全く違う味でした。
パンダエクスプレスは甘みが強くて酸味はまろやか、カルディは甘みもあるけど酸味が強い印象です。
本場の味やちょっとジャンキーな味が好きな人にはパンダエクスプレス、さっぱりと爽やかな味が好きな人にはカルディがおすすめです。
パンダエクスプレスのオレンジチキンの味をイメージしてカルディのオレンジチキンを作ると『ちょっと違う…』と感じるかなと思います。(逆もまた然り)
今回はアメリカの人気料理・オレンジチキンについてご紹介しました。
日本にはなかなか無い甘みと酸味の組み合わせで、一度食べたらやみつきになること間違いなしです!
まだ食べたことが無いという人は、ぜひ一度食べてみてください。